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苺1:始まりの味わいは苺のようなもの

食材に触れる。
 
これを買う前も、買ってからも
この子たちには
どんなストーリーがあるのかなと
妄想を膨らませてる。

 
私はその時間がたまらなく大好きだ。
 
  
でも、
妄想だけでは終わらない。
 

どれも良さがあるから
その良さがどんな風に
世界と交わるのかまで考える。
 
 

たとえば、苺。

 
苺が甘いだけではないのは
誰でも知っている
 
 
けれど 
 
 
この苺の酸味に隠れた甘味をどうしても
好きになってしまうのは
どうしてだろう。
 
 
 
得てして子どもたちは
小さい時ほど酸味を嫌う
 
 
けれど知るのだ。 
 
 
その奥にとんでもなく美味しいと
感じるものがあるほど
その酸味は美味しい酸味に
格上げになる事を。 
  
 

 
それは、経験値に他ならない。 
 
 
 
可愛い形から想像する世界たちは
人に合わせてストーリーを変えていく。
 
 
 
時として私の料理は、
わかりやすいコミュニケーションの
一つとなり得るけれど
 
 
時として私の料理は、
私の妄想の世界を形にする一つの
スキルになる。 
 
  
もっと深掘りしていきたい、
本気でそう思うようになった。


  
やりたい事の第一歩
  

スタートはいつだって
ドキドキとワクワクと不安が交じって 

その各パーツの割合が
自分のコンディションでたやすくかわる 

 

でも、知っているのだ。 

 

表現を形にしていくことは
自分にとって喜びなんだってこと。 

その表現が嘘偽りなく私の本気だから
喜んでもらえろことが
とっても嬉しいということ。 

 
だからこそ、
もっと問わないといけない。 


誰に食べてもらいたいのって。  

 

 

自問自答の中で答えを
出していくということは
何も特別なことじゃない。

 

自分がこう感じていると
はっきりと口にできることと同義な気がした。

 

 

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