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【実録】現場改善奮闘記 第7話 | 問題の全体像を見よう
どうも三代目です。
本記事では現場の改善を行う生生しい活動を書いたものになります。
記事を書く中で前提条件をしてもらったほうが分かりやすいので、まずは前提条件を表記します。
【前提条件】
・100名程度の金属加工メーカーの一部門
・主に量産品の切削加工をおこなっている
・設備は非常に老朽化している
・現状は赤字と黒字のぎりぎりのラインの損益
こんな前提の中での記事です。
では本日の活動報告です。
まずは問題の全体像を見よう
今回は皆さんが悩むであろう改善の進めかたについて書いていきます。
改善という言葉と定義は知っているが具体的に何から進めていいかわからない。
これが若手の管理職の人の悩みでした。
私もその一人になります。
みんな、それぞれで勉強をしたり先輩に聞いたりしてなんとか進めています。
今回は今日現場の管理職に伝えたことをそのまま伝えていこうと思います。
私は現場のコントロールの考え方は制約理論を元にしています。
現場運営の目的としてすえているのは 利益を出し続ける ことです。
そうゆう前提だということを伝えた後に説明をしていきました。
まずは 自分の部署の問題の全体像 を把握してください。
これは部下の方が作成した問題の全体像になります。
私は mindmeister というソフトを使っています。
正直、どのソフトを使うかはどうでもいいことですが。
まずは 全体を把握 してください。
次は その把握した問題の全体像 から 優先順位 1 2 3 を決めてください。
そして、その 1 2 3 の順番で対策をだしていってください。
そして、対策をやってみたら、その対策が効果があったのかを見てください。
完了すれば次の 2 の課題で同様のことをおこなってください。
これを繰り返すだけです。
とにもかくにも、問題の全体像を見渡せるように なりましょう。
やってみなければ、できるようにはならないのでやってみることです。
正解はありません。行動する or 行動しない があるだけです。
まずは少なくてもいいので第一歩を踏み出しましょう。
行動していけば 必ず何かが変わります。
もとの場所に戻ることはありません。
今回はこれで終わりにします。
ともにいい現場を作りましょう。