読書記録◎レモンと殺人鬼
疲れてヘトヘトで体調崩して結局グダグダになった5連休も今日で終わり……。
お昼ご飯に、残ったみぞれ鍋で雑炊を作って食べてから「レモンと殺人鬼」をよみました。
最近本を読むのが楽しくて仕方ない……!
もっともっと読みたいけどお金もないし😢
大事に読もうと思ってたのにあっと合う間に読んじゃった!
*以下めっちゃネタバレしてます
この本のウリになってた「どんでん返し」が、
ほんとにほんとに凄かった。
怪しいやついっぱいでてくるのね。
どいつが、小林一家を次々に殺したやつなんだ。
どいつが、最初に父を殺して、出所して行方不明になってる佐神なんだ!
美桜をいじめてたマリンって女の彼氏「渚」?
なんで美桜が、妃奈のことをしらべるのに協力する?
最後豹変して襲い掛かってきたときコイツが「佐神」ってみんな思ったと思う。でも、ちがう!
途中の回想が、
「美桜」の回想とは限らなくて。
レモンを絞ってたのは誰?それは妃奈で、
その間に美桜は何をしてた?
妃奈が憧れてた男の子「蓮」は、
桐宮で、
鶏を殺すことを強いられてた美桜を助けたいと思ってたから、小林一家を殺した?
とんでもないヤンデレかと思ったらこれもちがう!
最後には「佐神」がでてきたけど、
思ってた「佐神」じゃなかった。
じゃあ父を殺した「佐神」を殺したのは……
今、美桜を殺そうとしてる「佐神」は、その父。
途中挟まれた「佐神」の記憶は、佐神父のものだったのか。
んんん〜
まとめ方下手すぎるけど、
こうやって書いただけでもどんだけ二転三転やられてるのか。
すごく巧みなミスリードにまんまとひっかかって、全部騙された。びっくり。
美桜が、ただの弱い女性じゃないこともわかっていって、そのクセのあるキャラクターがすごく素敵だと思った。最後佐神父を返り討ちにして、スッキリした美桜はとてもかっこいい。
ミスリードのためとはいえ、
なんであんなタイミングで「蓮」は自分の正体を明かしたんか……あんなタイミングで言うたら混乱させるに決まっとるやないか!とも思うけど(笑)
完全にとばっちりを受けて可哀想だったな……。
こういうの、叙述トリック系というのかしら?
叙述トリックは、葉桜の季節に〜とか、殺戮に至る病は読んだ。
レモンと殺人鬼もだけど、
違和感なく読者を「思い込ませる」技術、本当にすごいなぁと思う。
レモンと殺人鬼、読んだ人とびっくりしたね!って喋りたくなるような1冊でした。
ああ〜
溜めてた本を読み終わってしまった!
次は何を読もうか〜〜