【ビジネス意思決定】ハーバードに学ぶ!意思力向上のための10の理論とは!?3Cマネジメント編。
こんにちは!心理学講義の時間です。
あなたは自己コントロール力は高いですか?
あなたは他者を導く力を持っていますか?
ビジネスにおいて最も大切なのは、意思決定です。
戦略、行動指針、目標、選択肢など、
あらゆる場面でその都度判断をして決定しなければなりません。
もし意思決定者が優柔不断だとどうなるでしょうか?
組織の場合は崩壊し、
個人事業の場合は倒産に追い込まれるでしょう。
そこで今回は!
【ビジネス意思決定】ハーバードに学ぶ!意思力向上のための10の理論とは!?後編。
について解説します。
参考文献:
3Cマネジメント
意思決定の際、見落とされがちですが重要な部分があります。
それがプロセス。
意思決定までのプロセスが納得できるものでないと、
どれだけ成功を収めても、信頼感が得られなかったり、
次に繋がるきっかけにならなかったりします。
では3Cとは何のことでしょうか?
・Conflict 衝突
・Consideration 考慮
・Closure 終わり。
これらそれぞれの手順が不適切だと、
組織内からの不満が肥大化したり、
安易な考えによって小さな綻びに気がつかず、
次のプロジェクトに支障を来すこともあるでしょう。
そして、会議や討論、議論を適切なタイミングで終わらせられなければ、
その話し合いは怠惰そのもになり、無駄な時間を過ごすことになります。
これらの課題に対処するために、ハーバードビジネススクールは
5つの対策法を教えてくれています。
意思決定のプロセスと結果を予測する5つの方法。
あなたは異議が出てこない議論が
本当に意味ある話し合いになっていると思いますか?
異議が出ないということは、
言いたいことはあるけど立場が弱く発言する意識が低い。
イエスマンばかりが集まってしまい、
最初から結末が決まっている無意味な話し合い。
このような不毛な状況では、本当に正しい意思決定ができると思いますか?
正しい意思決定とは以下の5つのことを指すのです。
①代替案が複数ある。
いくつかの案が浮上していれば、
それぞれの案のメリットやデメリットを比較でき、
深い分析が可能になります。
心理学的には3つの選択肢があることが
選ぶ人間としては最も有意義な選択をしたと感じられるのです。
あまりに多すぎると細部を見落としてしまう可能性もあり、
結論に至るまで時間がかかりすぎてしまうことがあります。
議題に合った適切な案を最初にいくつか選定しておきましょう。
②前提事項が検証されている。
事実には2種類あります。
慎重な検討を経たものと、
単に主張されたに過ぎないものの2つです。
意思決定が効果的に行われるには、
この2つを混同して考えないことです。
単に響きが良いものや、目標が大きいものは、
一歩引いて俯瞰的に検討しなければ、
内容の薄い意思決定になってしまう可能性があるのです。
クリティカル(批判的、論理的)な思考を持って、
議論を進めていけば自ずと適合性が判断できるでしょう。
③基準の定義が確立されている。
明確な定義が欠けてしまっていると、
犬と猫を比べると言った、
ただの好みを選ぶような落とし穴にはまってしまいます。
サポートしてくださった方に何かサポートさせて下さい!