醤油麹を育ててみた5日間
ここ最近、発酵に導かれている。6月にあった生協の「梅仕事、はじめませんか?」という企画回のカタログにときめいて、梅シロップのセットを注文してみた。いっくん(4才)と一緒に毎日観察しては瓶をふりふり。1週間ほどでとーっても美味しい梅シロップができて、感激。
東京でも35度越えが続いた6月末の週末、ベランダでプールをした後に飲む梅ジュースの美味しいこと。少しの手間をかけて、愛着を感じる食材を身体に取り入れることの豊かさを感じ、「もっと漬けたい…」と漬けたい欲がムクムク湧いてきた。
私はA型だけど、決して几帳面なほうのA型ではなく、小学5年生の時には習字で自分の目標を「根気」と書いたほど、昔から面倒くさがりで物事が続かない。そのくせセルフでジェルネイルをしたり、ミシンでベビーグッズを作ったり、自家製で燻製をしてみたりと、興味のストライクゾーンに入って来たことはやってみたい性格で「そういうところはマメよねえ」と母親も困惑している。
そんな私の興味のストライクゾーンに飛び込んできたのが、ショッピングモールの北海道物産店で出会った”やさいを切って入れるだけ!毎日かき混ぜる必要なし””誰でも何度でも繰り返し使える”『このまんま、ぬか漬け。』だった。漬けたい欲真っ最中の私は迷わず購入。にんじん、きゅうり、カブ、カブの葉などを漬けて、お手軽ぬか漬けライフを楽しんでいる。
ぬか漬けや発酵について検索したり、発酵料理家さんのレシピを見たりしているうちに、今度は醤油麹のことが気になってきた。これが何とも簡単で、それでいて旨味が塩麹の10倍あるのだとか。塩麹loverの私には見逃せない。瓶に醤油と麹を混ぜてキッチンペーパーで蓋をする。夏場は5日間の発酵で出来上がるそうなので、その様子を記録してみた。
まずは冷奴に乗せてみようか。刺身と和えてみようか。お肉を漬け込んでもいいみたい。どんな風に使うのがよいか、発酵の先輩方の活用法もぜひ知りたい。