「愚痴」を言わない人になりたい
みなさんは「愚痴」とどう付き合ってますか。
ちなみに
ここで出てくる「愚痴」は、
「言っても仕方がないことを言っては嘆くこと」
という意味合いのものです。
もちろんほとんどの人が
ほんとは「愚痴」なんか言わずに生きていきたいはず。
でもどうしても、
「無理だ!自分の中で抱えきれない!吐き出したい!」
となってしまうことがある。
だけどそんな時に、
誰に言えばいいのか分からない。
そもそも自分の愚痴に誰が興味あるだろうか。
いや、おそらく誰も無いだろう。
高校生のとき、
母親にふと、学校の愚痴を話したが、
「はいはい。終わった?話終わった?終わったね?終わったのね?」と
大変ウザがられていたことを昨日のことのように覚えている。
あんな露骨に人に対してウザそうに話を聞いている人に今まで出会ったことが無いし、
母親が思春期の息子にやる態度としては、あまりに立場が逆だろうと、後で思い出し笑いをしたことがある。
ご覧のように血の繋がった実の母親ですら、
息子の愚痴に興味がなく、
愚痴を言った暁にはウザがられるという始末であるのだから、ひとまず愚痴に興味がある人間などいないだろう。
そういえばこの前、知り合いに会ったとき、
「先輩に愚痴を聞かされた」という愚痴を聞かされた。
さらにいま、
「先輩に愚痴を聞かされたという愚痴を知り合いに聞かされた」という愚痴をこの記事で
また話しているということは、
誰も得のしない「愚痴のループ」が発生している。
愚痴を聞く人は、それがストレスになって、
それをまた違う誰かに言って、
その愚痴を聞いた人もストレスになって、
誰かにまた言う。
こんなふうに愚痴は連鎖していくのかもしれないと思った。それなら最初から無い方がいい。
さて少し脱線はしたが、
とにかく「愚痴」は誰の得にもなってないと思う。
それでも、日常生活で溜まっていく愚痴をどうすればいいのか。
まずは愚痴が溜まらないように他の何かで発散して、「愚痴」というものをこの世に生み出さないようにしたいところです。
おっと、
「そんなことやってられるか!このとうへんぼく!愚痴を言わねえなんてことできるか!」とケンカ腰のそこのあなた。
まあいったん落ち着いてお茶でも飲んでください。
最近、僕はジャスミンティーにハマっています。
まずは
溜まった愚痴を一度落ち着いて、自分の中で噛み砕いてみるのはどうですか。
「そもそも、こんなに
イライラしなければいけないことなのか」
人の怒りのピークは6秒ほどしか続かないらしく、
(個人差はありますが)
上のようなことを考えているだけで、
6秒なんてあっという間です。
これを「アンガーマネジメント」といって、
誰にでもある「怒り」という感情をコントロールする方法だそうです。
遥か昔に聞いたことあったので、いま思い出しました。
詳しくは調べてみるとすぐ出てきますよ。
あとは、
法に触れるような被害などを受けている場合は、警察や周りの人にすぐ相談してください。
それはもはや愚痴ではありませんから、
落ち着いている場合じゃありません。
すぐに手に持っているジャスミンティーを投げ飛ばしてください。
それでもやっぱり「愚痴を誰かに言いたいんだ!」というあなた。
素晴らしい情熱です。
その情熱をそっくりそのまま
スポーツなどに持っていくと成人病なんてどこへやらですよ。
それ以外で
やはり愚痴を言いたいという方は、
まず自分の中で噛み砕いてから、
せめて笑い話にするのはどうですか。
ただの愚痴より、
笑える愚痴の方が聞いてて楽しいと思います。
僕の周りにいる人で
不思議と愚痴を聞いていられる人がいます。
その人の場合、もはや愚痴をエンターテインメントに昇華してるので、
なかなか真似ができないかもですが。
というように、とにかく何が言いたいかというと、
誰もシンプルな愚痴なんか聞きたくないと思います。
だから、基本的にはこの世に生み出さない方がいいと僕は思います。
特に
いまはいろいろなことが制限されていて
思わずみんながイライラしてしまいがちです。
そんなときこそ、
何かできないかとnoteを書いて、今日もあがいてみました。
ということで以上、本日の愚痴でした。(偉そうに言ってたそばからすいません笑)
最後まで聞いて頂き、ありがとうございました!
おわり