今は昔の、ランデヴー・オブ・ジェニーハイ。
文章を書こう書こうと思い、気が付けばたくさん時間がたっている。思えば同じようなことをずっとここに書いているが、それでも続けることに意味があると自分に言い聞かせている。10月になった。普段はあまり、何月、何月と気にしたことはないのだが今年はそうもいかない。自分の人生がいろんな面で変革期を迎えており、様々な事象が起こっている。やはり、生きるということは常に未知であり、『人生は小説よりも奇なり』である。ここ最近は、精神的に参っていることが多かった。過去形で書けるのは、その状態から少しずつ良い方向に向かっているからである。ジェニーちゃんと常に一緒にいたとき（私はうつ病だった時のことをこう呼んでいる。）、私にはすることがなかった。踊りは好きだが、どうしても体に芯がなく、スカスカしているようで踊れば踊るほどどこかへ飛んで行ってしまいそうだった。信じられない話だと思うが、自律神経などをやられていると、本当に地上に立っていることができないような気がしてくる。私はどこへ行ってしまうのだろうか、そんなようなことをずっとぐるぐる頭の中で反芻する。私の友人の絵描きも似たようなことを言っていた。『キャンバスに描いた自分の絵が寝ている間に倒れてきて、自分を押しつぶしてしまうのではないか・・・』と。彼はいつもそれに怯えているようなきらいがあった。もうとっくの昔の話だが、それもよく思い出すことであった。せっかくなので、ジェニーちゃんといたころのことを少し書いてみよう。ジェニーちゃんはある日突然、私のもとへやってきた。そうして私と手をつないで歩きたがった。わたしは特段、いやなこともなかったので、毎日ジェニーちゃんと手をつないで歩いた。毎日、毎日、毎瞬、毎秒・・・そうしていくうちに、私はなんだかぼうっとするようになった。ある日、車に引かれそうになった。本当に、あと何ミリのところですれすれだった。運転手さんは一瞬、私を引いたのかもと思って焦って車を降りてきた。さすがに問題なのかもしれないと思い、病院に行った。人生で初めての心療内科だ。先生はいろんな名前でジェニーちゃんを呼んだ。ぼうっとするのは、『解離性障害』。放っておくと、人格がたくさん形成されるとのことだった。一番問題なのは、人格がたくさんできた後、記憶のない間にどこかから飛び降りたり、今回のように車に引かれたりするかもしれないとのことだった。知らないうちに肉体がなくなったらと思うとそれはさすがに嫌だったので薬を処方してもらった。なんとなくよくなったようなそうでもないような毎日が続き、そのうちに家から出かけなくなっていった。母が私を心配して電話してくれたことがある。『何してるの？』と聞かれたとき、『とりあえず、フレンズ（アメリカのドラマ）を観て笑い声を聞いてる。』と答えた。母はただ、『はぁ・・・』とため息をついた。そののち、何を思ったか、辻仁也さんのブログを読むように勧められ、私は何とはなしに読むようになった。真っ暗な部屋でソファに横たわり、毛布にくるまってただひたすらに辻さんのブログを読む。この時間が何とも言えず、幸せだった。それから文章を書いたり、読んだりすることがジェニーちゃんといい距離を保つことなんだとわかった気がして、もう一度チャールズ・ブコウスキー先生の著書など読むことにした。ブコウスキー先生はすごい。ウィスキーの瓶を開けることから、彼の一日が始まる。あの時のことは、もうだいぶ忘れてしまったが、肌の感覚として忘れることは一生涯ないだろうなと思う。人間、本を読むこと以外に大事なことなんてあるのだろうかとよく思ったものだ。（それは今でもずっと思っている。）人間とはいい加減なもので、最初はお金がないことにおびえているのだが、だんだんとそれにも慣れてきて最後には何も感じなくなる。ないのが当たり前になってくると、その中でどうやって生きていこうか考えるようになるものである。これも何度も言っていることなのかもしれないが、昔、舞踏の大野慶人先生がおっしゃってくださった、『変貌してください。』ということに非常に近しいのかもしれない。社会だったり、秩序だったり、物事を判断する基準は無限にある。そうしてそれを"当たり前"として飲み込むことは簡単だが、本当にそうだろうかと疑うことはなかなかに難しいことだ。私たちは変化を嫌う。『すべてを疑え』というのが、社会学の基本だ。話がだいぶそれてしまった。脱線はいつものことだが、それにしても、かけないかけないというのも考え物だ。とりあえず、書いてみるというところからもう一度やり直してみようと思う。文章を書くことは、私にとって、この上ない幸せなことなのかもしれない。自らの幸せに気づいていないことは、よくあることだから。と、いうわけで脚本だけでなく、小説を書くことにチャレンジしようとしている私なのでした。お目見え出来たらいいな・・・年末公演くらいに。
ではまた。
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ラジオ日本&KBS京都にて放送中の『#ラヂオ朗読空間』
『俺たちの時代』作・演出 平山 陽
放送日決定！
80年代の文化を愛する中年親父たちの前に現れたイケイケギャル。
ラスト5分の驚愕の展開に注目！
#KBS京都
関西圏=京都放送(KBS京都)”AM1143 kHz、FM94.2 MHz毎週
10月9日 5：00～ 5：30
#ラジオ日本
関東圏=ラジオ日本(RFラジオ) ‘’AM1422kHz、FM92.4MHz”
10月11日 25：00～25：30
【出演】
表現集団KAKINEGOE
“カメレオン俳優？！”
土方甚八
“遅れてきたスーパールーキー”
高橋秀忠
“表現のジプシー・クィーン”
MINAMI
ゲスト
新川千華
⚫︎TVCM 丸三製紙 100周年イメージキャラクター
⚫︎ テレビ朝日 『暴太郎戦隊 ドンブラザーズ」 あかりどろぼう 3話 ゲスト出演 他
朝湖彩
⚫︎ NTV「行列のできる法律相談所」
⚫︎ NTV「 ザ ! 世 界 仰 天 ニ ュ ー ス 」他
西野 たかひろ
⚫︎ N H K 「麒 麟 が く る」
⚫︎ N T V 「仮 面 テ ィ ー チ ャ ー 」他
末 一樹
⚫︎ TBS「クロちゃんずラブ」
⚫︎ ＮＨＫ「鎌 倉 殿 の 1 3 人 」他
『ミックスシャワー』内にて
配信アプリ『radiko』にて放送後一週間楽しめます！
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【レストランショーやります！！！】
日にち 2024/ 10/17(木)
毎月木曜日に踊ります🎵遊びに来てね！
時間 20:00から
チャージ ￥500+ご飲食代
場所 高円寺Rumi
杉並区高円寺北3-2-15
BOLBOL２号店 Rumi
https://s.tabelog.com/tokyo/A1319/A131904/13257458/
⭐ご予約はわたしか、直接お店にお電話ください。
電話番号 03-5356-6640
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🌺浅草東洋館
浅草でベリーダンスが観れるのは東洋館だけっ💃✨
10/21(月) 14:45～
10/24(木) 12:50～
10/29(火) 13:50～
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⚠️年末ショー⚠️
情報解禁‼️
THE LIQUID HAREM
第3回 冬公演
「顔を失くしたフタリ」
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▽公式サイトできました✨
https://gadoliscurry.wixsite.com/the-liquid-harem
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"人には皆、それぞれの物語がある"
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悩める肖像画家、ガンター•ボクレンの元に訪ねてきたのは見るからに怪しい謎の男だった。
彼は言う
「今のわたしの姿をあなた様に描いておいて欲しいのです。」
何度も断るガンターだが、謎の男との交流をきっかけに自身の過去を思い返す•••
"人生に、寄り道はつきもの"
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あれは、寄り道だったのか、
それとも過ちだったのかー。
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フタリの男と、ひとりの女
愛とは、憎しみとは、苦しみとは、そしてそこから生まれる希望とは？
THE LIQUID HAREMが織り成す、新しいカタチの群像劇！
今回も素晴らしい声優アランさんをお迎えしてお送りいたします。
ぜひぜひ、お楽しみに。
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THE LIQUID HAREM第三回公演
「顔を失くしたフタリ」
作•演出 MINAMI
【詳細】
日にち 12/14(土)
開場 18:30 開演 19:00
場所 シアター咲
東京都板橋区大山東町45-4 トレジャリィ遊座大山 地下１階
【出演】
珠見 光花
アラン(声の出演)
MINAMI
【スペシャルサンクス】
ボディーペイント 下原由加
写真 tatami
【チケット】
チケット前売り 3000円
当日 3500円
脚本つきはそれぞれプラス500円
▽お申し込みフォーム
https://ssl.form-mailer.jp/fms/3debee98833948
※今回は配信チケットはございません。
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💃砂漠のSlow Dancer MINAMI
🌅ホームページ
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