見切り発射で好きな作品をだらだら、自由に書こうと思い、まず色んな国を巡るファンタジーを書こうと思って書いたのが以下のプロローグ。
読み飛ばして大丈夫ですが、2分お時間を頂き、読んで下さるとこれから語る内容が分かりやすいかと。
このプロローグ、かなり高評価で続きが気になると言われました。
しかしその後、実在の国をモチーフにした国を作中に出してしまい、たとえばAiが支配する国、お金がない国などの出したかった空想の国を出すのが難しくなりました。
更にはバトル物になってしまい、5人の吸血鬼を倒さなければいけない、最初の吸血鬼に1回負ける、などどんどんぐだぐだになりました。
ブラックジャックの目的は、5人に復讐することですが、主軸は人を救う、救えないというドラマですよね?
ところが復讐を主軸にしてしまい、物語の広まりは無くなりました。
そして土日に48時間寝ずに12話くらいまで書き、没にすることにしました。
時間は失いましたが得られる物はあったと思います。
ただ、見切り発車でつらつら書くことは決して無駄ではありません。
没にしても、ノウハウ、アイデアは蓄積されます。
それを作品として昇華すればより面白くなるのです。
たとえば、ヒロインが消毒液の入った注射を敵にして酔わせて動きを鈍らせる、という展開からヒロインの武器を注射器や針にしたらどうかな?とアイデアが膨らみました。
つまり、
迷わず書いて迷わず没にしよう!
ということです。
ファンタジー作品はプロローグはこのままで、没と研究を重ね、面白い物語をお届け出来ればと思います。
そして、もう一つ言われたのは長編はある程度プロット練るべき、ということです。
このプロローグを書いたときは主人公の目的など、まるで考えていませんでした。
私がやりたかったように適当に国を巡らせるにせよ、主軸は必要です。
なので、この教訓がなにかに役立てば幸いです。
ちなみに私の作品はこちらより読んで頂けます。
もし気になったらお手にとって見て頂けると幸いです。