【宣伝】花房観音さんが拙著を紹介してくださいました。
作家の花房観音さんが拙著『死に方がわからない』を19日付け日刊ゲンダイで紹介してくださいました。
一夜明け、本日からはWEB上でお読みになれます。
下記にリンクしていますのでぜひ。
花房観音さんの主な活躍フィールドは小説ですが、時折ノンフィクションも手掛けておられます。
一つはミステリーの女王と呼ばれ、とてつもないベストセラー作家だった山村美紗の評伝。対象への冷静な好奇心と緩やかな共感がこもっています。
池袋のアンダーグラウンドシーンのルポルタージュ。エロスとタナトスの坩堝・池袋が浮かび上がってきます。こちらは中村淳彦さんとの共著です。
本業の小説では「怨霊」と「官能」をテーマの連作短編集である本作がおすすめ。花房さんの創作活動全般の主題であるエロスとタナトスの、小説方面での表現を堪能できます。
そして、一番推したいのが、生活レベルでの女性解放というか、ドロドロのフェミニズムというか、とにかく社会学的文脈からは外れるだろうけどそれでも間違いなくフェミニズム文学であるこちら。
フェミニズムという言葉には抵抗感があるけれども、だからといって現状にはそこはかとなく不満で、家族や社会の抑圧に対する漠然とした鬱屈を抱えている女性にこそ読んでもらいたい一冊です。こういう形での心の解放もあるよ、ってことで。
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