日銀マイナス金利解除＋YCC撤廃の最悪シナリオ
今日は金融マンやFPといった
プロ向けの記事になります
今日のブログはたくさんの引用をさせていただきました
ありがとうございます
本題です
改めて
日銀のマイナス金利解除＋YCC撤廃の金利のお話
昨日までのお話は
経済の仕組みといえばいいのか、法則と言えばいいのか
そんな教科書のようなお話を書いてきました
でも今日は違います
ここからは梶間の妄想と想像で
この事態から考えられる考察です
今日で最終回で上級編
もし最悪のシナリオだったら・・・という
梶間の妄想です
＊必ずしもこうなる訳ではありません＊
＊決して陰謀論でもありません＊
＊反対意見もあるとは思いますが、いち考察です＊
プロのあなたはどこまで想像できる？
上級編：日銀マイナス金利解除＋YCC撤廃の最悪シナリオ
今や日本は借金大国と言われるほど
大量の国債を発行しています
でもねその借金である国債を発行しなければ
お札は発行されないMMT理論に沿った貨幣経済になっているのも
また確かな事実です
つまりバランスシート上
資産である貨幣（1万円札）を増やしたければ
負債である国債を発行しなければならない
めちゃくちゃわかりやすい画像をお借りしました
国債の発行料を増やすことで
銀行券であるお金を増やすことができます
（ただし市場に流通しているかと・・・というとまた話は別ね）
これを日本はアベノミクス発動で
ずっとずっと増やしてきました
これが失敗だった・・・という声も聞かれますが
東日本大震災＋リーマンショックからの回復
を考えていけば僕はこの政策は大成功だったと考えます
でもね・・・ちょっとやり過ぎた感もある
なぜなら
それに伴い税収は確かに増えました
でも・・・残念ながらその税金をうまくコントロールできなかった政策
だから成功でもあるし
課題も残る金融政策✖️政治です
それを踏まえた上で何が最悪のシナリオを引き起こすのか？
金利上昇に伴う
国債の利払いができなくなる・・・かも・・・
国債＝借金
この認識で考えていくのであれば
借金だから利息をつけて返さないといけない訳です
誰から誰に？
政府から日銀などにです
国民はね・・・めちゃくちゃちょっとです
「国債保有者、つまりは政府にお金を貸している人たちの内訳を見ると、2023年9月末では日本銀行（53.9％）が最多。次いで生損保等（18.6％）、銀行等（10.8％）といった金融機関です。
ただね
この上の引用記事にもあるように
結局日銀っていうのは政府の子会社な訳ですから
また新たに国債を発行してお金を増やして
その増やしたお金で利息・利子を払えば済む訳です
＊つまりねこれができる日本はチートな訳です＊
でもね・・・
本来であれば
国債：借金を増やしてお金を増やして・・・
将来の期待される税収で利息を支払うのが通常な訳です
この図のようにね・・・
だけど・・・それができていない・・・
察しましたか・・・？お金だけがガンガン刷られていく訳です・・・
最悪シナリオ0
インフレが起こり始め
物価の上昇がガンガン起こる
↓
それと同時にこれです
最悪シナリオ1
最強の増税が待っている
↓
その結果
最悪シナリオその2
賃金なんて上げてられない
中小企業に勤める社員たちは生活が・・・貧富の差の完成
＆
最悪シナリオ2.2
そんな中で高い増税によって
中小企業が軒並み倒産していく
今みたいなゾンビ企業は存在できなくなります
↓
そしてその3
金利↑によって
グローバル企業の円安効果が薄くなっていく
つまり純利益は減ります
配当である株主還元だってできなくなってくる
↓
などなどと・・・・
負のスパイラルが日本を包んでいきます
ということは
痛みを伴いながら
その痛みとともに変革していくことが求められます
これが梶間が考える最悪シナリオです
じゃあどうしたらいいのか？
投資は経済の血液であることを
今一度噛み締めながら行うことです
自分よがりなお金の投じ方は
より自分の首を締めていきます
そして政治にもちゃんと参加することです
これを決めていくのは日本の代表者である政治家の皆様です
だから僕らにもちゃんと選ぶ権利がある
と仰々しく書いてみました笑
まぁでも投資って
あったかいものです
投資があるから世界は大航海時代を迎え
一気にグローバル化もしました
それらがもたらしたものはお金だけでなく
技術や文化も想いも託されたものです
だから僕らマネーテラス®︎は投資って素敵なんだよ！って
ずっとずっと言い続けています
こういう状況がやばいから投資しましょう〜
じゃなくて・・・
もっと愛情を持って企業に、国に投資してみてください
考え方一つで投資は如何様にも変わります
あなたは
この金利解除＋YCC撤廃をどうみますか？