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有馬真一@編集者
2023年6月23日 19:38
日本銀行が公開している資料や論文ですと、江戸時代初期の慶長小判1枚(1両)は、現在の貨幣価値でおよそ10万円であったとしています。これは、当時の米価を基準とした計算だと思われ、金1両を米1石(約180kg)として取引していたという、日本の商慣習をベースに導き出した値でしょう。現在の米1kgは、ブランド米で700円程、そんなに知られていない米で400円ほどですので、12万6,000円~7万2000円
2023年6月14日 16:00
江戸時代に入ってから長らく更新が止まっていました。とある企業さんの歴史ビデオの制作を行ったり、編集を手伝っていた本が書店に並んだりと、色々忙しくしておりましたが、ようやく一息つけそうです。しかし、最近は、書店売りの本をあまり編集しなくなってきたので、年に3冊くらいはやっておかないと感覚が鈍りますな……。江戸幕府の貨幣基準となった『慶長小判』今回は、徳川幕府すべての金貨の基準とな