ピラティスを200回受けたら3kg太った話
職場に献血カーが来たので、献血をしにいった。
受付スタッフの人に言われるがまま体重計に乗る。
「ぎりぎり400mlいけるので、今日は400mlでお願いできますか?」
献血は体重によってできる内容が決まっていて、ずっと40kg台だったわたしは今まで200mlの献血しかしたことがなかった。
「え、え、え?!50kgありましたわたし?!」と動揺しつつも、無事に400mlの血をお供えしたのであった。
振り返ってみれば、わたしはずっと体重の変わらない女だった。
断食に行ったときに1.2kgほど痩せたことはあるけれど、基本的には身長が伸びなくなってからはずっと同じ体重。
だいたい47kg、場合によっては46kgもしくは48kgのこともあったけれど、まあ、これは誤差だよね、というレベル。
そういえば、夏の家族旅行の温泉で測ったときにも49kgだった。
確実にわたしの体重は増えている・・・。
軽く落ち込んで、職場に帰り、そのことを趣味(ランニング・登山)仲間のパートさんに話すと、こう言われた。
「わたしは体重は増えてないんだけど、最近運動できてなくて太ったのよ。○○さんは見た目変わらないから筋肉がついたんじゃない?」
なんと・・・!
なるほど、たしかに、最近ピラティスの動きがかなりスムーズにできるようになってきているぞ!
今まではできな過ぎて笑っちゃってたような動きも、今ではまわりを見回して「あ、昔のわたしみたいな人がいる!」なんて余裕もでてきている!
そして、長年の悩みだった反り腰もだいぶ改善されてきた気がする!
そうか、これはピラティスでインナーマッスルを鍛えた効果なのか!
詳しくは、体組成計に乗ってみないと分からないけれど、完全に自分ではそう思っている今である。
創始者であるジョセフ・ピラティスさんはこう言っているけれど、200回近くピラティスをしてきたわたしからいうと、ケタがひとつ違う気がする。
200回が見えてきて、ようやく反り腰が改善されてきたし、インナーマッスルのおかげで3kg太ったのだ。
すべてを変えるには、もう100回はやる必要がありそう。
しかし、ピラティスを始めて本当によかったと思っている。
気になっている人がいたら、ぜひ体験に行ってみてほしい。