知的障害者施設の、しゃかりき調理👨🍳
おはようございます、ほっしーです。
今回は、知的障害者施設でのキッチン&送迎のお仕事のお話になります。
ちなみに、募集要項では‘’障碍‘’や‘’障がい‘’ではなく、‘’障害‘’との記載やったので、表記はこれでいきます。
いや、今回は記事にするかどうかめちゃくちゃ迷ったんよね🤨
上の様な表記ひとつにしてもそうやけど、こういう内容って、デリケートというかなんか、たまーにめっちゃ怒ったりしてくる人がおって怖いんよな😑
わし、仕事があって興味があったから行って来ただけで、詳しく勉強した訳でもないし、何が正解かもわからんので、実際に働いて見たまま感じたままを書いていきます。
少し前の仕事中、とある暇な時に軽度の知的障害のご家族を持つ同僚の話を聞いてたんやけど、いろいろ大変な事も多いらしい🙄
嫁からも、認知症の患者さんの話とか聞くけど、今一ピンとこーへん。
ピンとこーへんかったら、行ってやってみたらえーやん?
で、障害者施設の募集があったんで、飯作ったり送迎したりなら、わしにも出来そうやなぁって思って応募しました😁
当日、施設に入って挨拶すると、若い職員さんが出迎えてくれます。
ここはデイサービスで、家庭やグループホームから来て、朝~夕方まで利用者さんが過ごすところらしい。
すでに部屋には利用者さんが7~8名いて、楽しそうにしとりますが、職員さんは忙しく走りまわっております。
さっそく若いお姉さんがキッチンに案内してくれて、本日の業務説明です。
テーブルにキャベツ・キュウリ・トマト・もやし・鶏胸肉やらをドーンと並べられて、
「今日のメニューは棒々鶏です。普通の作り方で大丈夫なんで、よろしくお願いします。」
と言い残して部屋に戻ろうとします…
「え~っと、わし一人で、ですかね…😥」
「はい、よろしくお願いします♥️」
マジか…
棒々鶏ちゅーても、いろんなレシピあるで…
蒸したり茹でたり、ところによっては唐揚げみたいにするとこもあるで…
とか思いながら厨房設備を見渡します。
うむ、茹でるやつやな😑
いやこれ、たまたま作れるからいいけど、ややこしいメニューやったらアウトやったで😱
さらにお姉さんから一言。
「あ、盛り付けあるんで、最悪でも11:30までには調理完了でお願いしますね♥️」
優しそうな素敵な笑顔でドSな指令😇
ただいま10:00過ぎ🕙
まぁまぁ時間ないけど、やるしかないな😂
とりあえず鍋でお湯沸かして、具材を茹でていくんですが、ここでは全て火を通すルールらしくて、トマトやキュウリも茹でていきます。
そして、道具を取りにキッチンから出たりしてると、30代位の男性利用者さんに話し掛けられたりして。
「お名前、なんて言うの~❓」
「ほっしーと言います、よろしくお願いします😊」
すると、‘’ほっしーさ~ん❗‘’と言いながらハグしてきます。
しばらくは、ハグし返したりして遊んでたんやけど、チャクチャクと11:30というタイムリミットが近づいてきてます。
「ごめんね、ちょっと仕事せなあかんねん…」
と、剥がそうとするんやけど…
体つきのガッチリした30代男性のハグ、めちゃくちゃ力強いねん。
なかなか剥がされへん😂
これは小柄な女性の職員さんとか大変やろなぁ、とか思ったり。
茹で上がった具材をカットしてると、別の利用者さんがキッチンに突然入ってきたりもします。
さすがに包丁持っとるんで、
「ごめんね、包丁持ってるから危ないですよ~😅」
とか話し掛けるけど、あまりわからんらしくて…
その後すぐに職員さんが来てくれて、そっとキッチンから連れて行ってくれましたが、どうやらこの人は数を数えるのが好きみたいで、具材の数を数えたかったみたい。
もうちょっと利用者さんの特徴とかを把握出来てたら、うまく対応出来たんやろけど、日雇いにはハードル高いですわな。
そんなこんなで、なんとか11:30ギリギリで調理完了🙌
あとは、利用者さんの調理活動の一環ということで、職員さんと一緒にキャベツを手でちぎったり盛り付けしたりしてランチタイムです。
職員さんと利用者さんが、わしの方を向いて手を合わせて、
「いただきます❗😄🙏」
と大きな声で言ってくれて、美味しそうに食べてくれます。
いや~、頑張ってよかった~😆
しかしなんや、わしは食わしてもらえへんのかいな…
まあ、食事介助とかもあるからしゃーないんかなぁ…
とりあえず昼休憩もらって、外に出てコンビニおにぎり食いながら、ボーッといろいろ考えとりました。
小学生の頃は、知的障害のある子とも楽しく遊んでたけど、大人になるに連れてなかなか接する事が少なくなってたなぁ、とか。
話しを聞くだけでは分からんかった雰囲気も飛び込んで見ると、ほんの少しだけ感じることは出来た気がします。
さて、昼休憩も終わり、午後の部の始まりでございます、がんばりまっしょい😤