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カルネヴァーレで日本の影響を発見!

イタリアでは、ヴェネツィアやヴィアレッジョ、イヴレーアなどカルネヴァーレ(カーニバル、謝肉祭)のイベントが有名な町以外でも、ちょっとした催しが子ども向け(もしくは、一般向けにも)に開催されている。
わたしは、久しく足を運んでいないのだが、子どもたちは仮装の衣装を着て、そういったイベントに連れて行ってもらったり、シーズン中は、普段の時でもその服装で友だちと遊んでいる光景が見られたりする。
カルネヴァーレが近付いて来ると、ここかしこの道や広場などに色とりどりの紙吹雪が散らばっているのが目に入り、そこで遊んだのだろうなぁと分かる。この紙吹雪は袋入りでスーパーや文具店などで販売されていて、子どもたちは、雪合戦ならぬ、紙吹雪合戦をするのだ。

ローカル局のニュースで、山車などを管理している人たちをインタビューしている場面をちらっと目にして、少し観たいような気もしたものの、結局、家で色々とすることがあり、時間には間に合わなかった。足を運ぶことを予定していないと、往々にしてそういうことになるものだ。

催しが終わった時間に歩きに行ったら、反対方向から歩いて来る人たちの中には、そこに参加したであろうということが服装で分かる人もいた。今回、目にしたのは、スパイダーマンや妖精にプリンセス。そんな雰囲気の衣装を着た女の子の手を取るお母さんらしき人は、それは、木なのかしら?という衣装を纏っていた。手にスポンジのような素材の刀を持つ男性が見えたと思ったら、その後ろの方から、緑と黒の『鬼滅の刃』の竈戸炭治郎(かまどたんじろう)の衣装を着た男の子が歩いて来た!おそらく、お父さんが炭治郎くんの小道具を持っていたのだろう。
カルネヴァーレの衣装にも、その年のトレンドが見られるのだが、そんな衣装も販売してるんだ!と、ちょっと嬉しくなった夕方。



カルネヴァーレ菓子のBugie/ブジエ。こちらはピスタチオクリーム入り。同じメーカーのもので、ジャンドゥイアやベリーミックスやアプリコットジャム入りなども食した。
この菓子の名称は地域によって異なる。こちらはピエモンテ州のクネオ県のメーカーのもの。

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Jacqueline
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