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日光浴、のち、子どもの誕生日会に耳参加

秋の天気は変わりやすく、雨が今にも降りだしそうな空からほどなく雨粒が落ちて来たかと思えば、いつの間にかやんでいる。東側の窓からは厚い雲が見えて寒そうであるのに、西側の空には日が照り、いかにも日光浴日和だなんて。

昼食後、西側の方に折り畳み式のガーデンベッドを引っ張り出して、腕や足を剥き出しにし、日光浴をする。最初はジリジリとかなりの日差しで、軽めの白いストールを持参していたが、それで即席アラビアンにでもならないと、頭や顔への熱が強過ぎた。

とはいえ、それも一時間後には、どんより曇り空の下、肌寒くなってきた。

こんな微妙な天候ではあるものの、途中から子ども用の音楽が大きなボリュームで流れて来て、マイクで女性の司会者が何か声をかけている。ずいぶん近い気がすると思ったら、イベントではなくて、なんとはす向かいの家で子どもの誕生日会でもしているようだ。まるで、イタリア語「お母さんといっしょ」の公開バージョンでも耳にしているような感じ。

そこの家には、小学生か幼稚園の年長さんぐらいの女の子とまだ幼稚園に行かないぐらいの男の子がいるが、門にピンクと白の風船が飾られているところからすると、おねえちゃんの方の誕生日会だろうか。
おぉ、ハッピーバースデーの歌を最初はイタリア語で、次には英語で歌っている。なぜか、名前のところだけよく聞こえない。(名前の確認をしようと思ったのに) 子どもたちがはしゃぐ声に混じって、マイクを通さない、参加者の大人の声も聞こえて来る。お友だちの付き添いの親御さんたちだろう。
イタリアの子どもの誕生日会はなかなか大がかりで、かなり気合いが入っている。イベントで盛り上げる係の大道芸人や司会者などを呼んでの開催なのだから。






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Jacqueline
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