スタバのモンブランを、おすすめする話
昨年のこと。スタバでも、ついにあのケーキが登場するということで、僕は首を長くして待っていました・・。
あのケーキ、そう、モンブランです。僕の固定記事を読んでいただいている方はご存知の通り、またスキを押していただいた方もご覧の通り、僕はモンブランが好きなのです。
この記事は、スタバのモンブランのことを書いています。
実は、今年もスタバにモンが帰ってきた・・と聞いても、僕はあまり嬉しくありませんでした。それは、去年のモンを食べていたから。
どういうことか。
僕の趣味として、美味しくなかったモンは紹介しない、という決まりがありまして、自分勝手な基準で選んでおいて、満足しなかったものは「美味しい」と言わないようにしているのです。
モンならなんでもいい訳じゃなくて、自分の好みのモンだけを認めているというか。つまり、去年のスタバのモンは、あまり納得いかなかったのです。
でも、妻が買ってきてくれた今年のモンを食べてみて、その変化に驚き、これは書かずにいられないと筆を執った次第です。
ネットでスタバのモンの感想をいくつか読みましたが、どれも昨年のモンは言及されておらず、それなら僕が書くしかない!と、謎の使命感を得て、こうして走り出しました。
一口ごとに「去年と違う!」「変わった!」「美味しくなった!」「これぞモン!」とやかましく食べている僕を見ながら、つまみ食いした妻が「ほんとだ、美味しい」とつぶやきました。
去年と今年、比べてみましょう。
去年のモン「焼き栗モンブラン」
焼き栗という名前の通り、表面に焼き目のある珍しいモンでした。スタバ初のモンブランでしたが、個人的にはとても地味だなと思ってしまいました。
ココアのスポンジ台に、中のホイップをマロンクリームで覆ったシンプルなモン。これだけシンプルに作ると、マロンクリームの存在感が大事になるのですが、一口目はとてもあっさりしていて、何を食べているかわからないくらいの軽さでした。
当時の記憶では、白餡ベースのマロンクリームという印象でした。正直、栗の味がとても薄く、焼き目の香りも強くはありませんでした。スタバに限らず、白餡ベースのマロンクリームが増えている気がします。
一緒に頼んだマロンラテの方が、栗の味を感じられる印象でした。当時、ペアリングではコールドブリューが勧められていて、かなりあっさりした味のモンだと予想していましたが、実際もその通りでした。
今年のモン「栗ずくめのモンブラン」
そして今年、栗ずくめという名前の通り、確実に昨年よりも栗の含有量が増えていると思いました。なんといっても、甘露煮が載っているのですから(笑)
台も厚くなっていて、ホイップクリームの水分に負けていませんでした(これは買うタイミングや、食べるタイミングにもよる)。
肝心のマロンクリームは、去年に比べコクが出て、粒感があって、かすかに洋酒のような香りもあって。よくみると、渋皮らしき黒点がいくつもクリームに混ざっています。そうそう、これだよ、と嬉しくなる味でした。
中もホイップだけだった去年から進化して、マロンペーストを混ぜたクラムが。
濃厚な外側に比べて、軽くて味の変化のある内側、これならコーヒーと合わせても美味しそうです。
昨年のモンが、期待外れだったこともあって、印象に残っていたのかも知れません。スタバも、きちんとモンのことを考えてくれているようで、なんだか嬉しくなりました。
僕が、モンが好きなのには、こういう変化とか進化のようなものが、すぐに体感できるということもあるのです。
見た目も味も進化したモン、また食べたいです。