猫との思い出
今日は、猫の日です。しかも、2022年、と言うことでTwitterでは、スーパー猫の日なんて言葉も見かけました。
僕は、犬か猫かでいうと犬の方が好きなのですが、猫も嫌いではありません。以前、引っ越し屋さんだったときに、見積もりに伺ったお宅でお客さんとお話をしていたら、どこからともなく猫が現れて、僕の膝にちょこんと座ったことがありました。
「人懐こいんですねぇ・・」と喜んでいたら、ご夫婦は絶句・・。
「この子、人が嫌いで、お客さんが来ると、どこかに隠れちゃうんですよ」
「こんな、誰かの膝に載ってるの初めて見ました・・」
「え、私、・・猫なんでしょうか?」
狼狽えて変なことを口走ったことを思い出します。
犬や猫を愛でることは、日本人の伝統なのかも知れません。
そんなわけで、これまで読んできた本で、猫が出てくる本・・ってあったかなぁ、と思い出してみて、書いています。
翻訳された絵本。ミュージカル「キャッツ」の原作と言われている作品。いくつかシリーズがあります。元は、作者の詩があって、それを特徴的な絵で表現している作品。漫画家のさくらももこのエッセイにも出てくるエロール・ル・カインの緻密な絵が綺麗。この作品が、画家の遺作とも言われています。
有川ひろの作品の中でも、穏やかで静かな作品。映画化もされているけれど、猫を擬人化しているところは、とても切ない。旅をすることの意味、それは一体何だろうと、立ち止まれるような作品。映画も見てみたい。
猫の写真といえばこの人、岩合光昭。猫ばかり撮って、猫写真の第一人者になったかた。出身の高校が同じということもあり、勝手に親近感を感じています。猫たちの表情だったり仕草だったり、景色との組み合わせに癒されます。
あとは、高校生の頃に読み漁った赤川次郎のあのシリーズとか、川村元気の小説とか、ほしよりこのあの漫画とか、って考えながらAmazonを巡っていたら、こんな特集をやっていましたよ。
前にいた職場では、ときどき子猫が保護されて、いっとき職場の段ボールなどで過ごしていました。ニャーニャーと小さな声で鳴くのが切なくて、猫好きの面々は仕事にならなかったようです。
犬が好きだと思ってはいるけれど、結局猫の方が身近に接しているのか、よく見ているような気がします。猫のミュージカルはあるけれど、犬のミュージカルはないかもしれませんし。
Amazonを眺めていて、飼い猫に対して、その飼い主を「げぼく」と表現する作品が幾つもあることを知りました。ひらがなの可愛さと本来の意味の強さが面白いですね。
すこしふしぎ(SF)な国民的アニメも、猫、でした。