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ドコドコの魅力は、ドコにある?
ふだんあまり書いたことがない、食レポならぬ、場所レポ。
地元を楽しむことは、これからの暮らしにとって、とても大切なことです。どこかに行かないと、楽しめないという時間の過ごし方は、地域を知らないままに暮らすことになると思うのです。
小さい子どもがいらっしゃるご家族のみなさん、室内遊び場ってなんとなく抵抗ありませんか?
僕はそうでした。例えば、僕たち家族が暮らすところには、キドキドと言う名の場所があります。イケアにはボーネルンドが作ったスモーランドなど。
そういう場所は、保育園の延長みたいなイメージでした。おもちゃがある、床が柔らかい、広い、そんな認識なのです。
今回行ったのは、東京の立川にある「ドコドコ」。高島屋の8階という立地にあり、駅からも近く、買い物や映画など、大人が時間を使いたい場所とも近いのです。作ったのは、バンダイナムコなんですね・・。
少し行くと(実際は結構歩く笑)、昭和記念公園という広大な国営公園がありますが、室内遊び場の利点はなんと言っても、屋根つき。
雨が凌げるだけでなく、これからの時期は寒さもなく、夏は暑くもなく過ごすことができるのです。
とはいえ、公園みたいな遊び場にお金を払うのか、という気持ちは強くあったので、試しに行ってみて子どもの反応を見ようと思ったのです。
ドコドコに着くと、受付で人数確認と時間の確認、料金の支払いをします。中に入るとロッカーに靴を預けて、基本的には裸足で遊び場へ。
ジャングルの探検という世界観で遊具が構成され、映像による風景の演出や、砂浜などもありました。個人的には、場の中心にあった複合遊具に感動しました。
室内遊び場だから、基本的には横移動だけの遊びを想像していましたが、体を使ってよじ登ったり、滑り降りたり、ネットや丸太、ロープなどが組み合わされていて縦の動きもありました。
縦移動という遊び方にも感じ入ったのですが、ほかにもポイントがあって。
写真にもあるように、木製なのです。これ、なんのことはなさそうに思うかもしれませんが、屋外の公園では、遊具を長持ちさせるとか、安全性の問題から木製の遊具は減ってきています。樹脂製の遊具が多くなってきており、丸太は本当の丸太ではないのです。
室内だからこそ、風雨にさらされない分、木製にしても長持ちするし、見た目や感触などは本物には敵わないでしょう。
裸足で木の感触で遊べることは、いまや当たり前ではないのだなぁと思ってしまいました。
ほかにも、滝の映像と音で演出された滑り台、空の散歩のように雲を模したエアドーム(バインバイン?)などもありました。
小さい子用に、フィギュアやキッチンセットなどがあるスペースもあり、なんとなくスペースの住み分けもされているので、安全だなぁと思いました。
中には、ちゃんと見てくれるスタッフもおり、子どもたちがキャイキャイ動き回ってしまっても、それなりに安全性は保てるようになっていました。なので、そこかしこに、スマホを眺めるお父さんたちが座っていました(笑)
子どもが興味を持ちやすい、お料理の体験ができる装置は、なかなか良かったです。カレーやサラダを作れるのですが、映像と動きのリンクが楽しくて、何度もやりたくなる感じでした。(実際に混んでいたら行列になるみたい)
たったの1時間で、子どもたちは汗だくに。
これは驚きました。確かに動き回っていたし、色んな体の動きができるようで、楽しんでいました。単純に遊具が並んでいるわけでもなく、危なすぎず、これからの季節にはありがたいなぁと思いました。
映像で映る動物に泥団子(ボールを)当てるあそび。
この時期・・親だって寒いし、たまにはいいかなと思いました。公園のように、小さい子は待ってあげるとか、順番を待つといったマナー的なものも学べるし。
時間制で慌てるように出口から出てきた子どもは、出口を出ると自販機を見つけて、「のど乾いたー」と言うのでした(笑)
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