言葉で伝えるのがちょっと苦手な私と大人の交換ノート
こんにちは。もんあやです。
子どものいる暮らし|
季節の巡りを感じつつ読書|
お散歩とおいしい食べものに舌鼓|
について日々のあれこれを気ままに書いていきたいと思います。よろしくお願いします。
はじめに
子どものいる暮らしから大人の交換ノート(以下、交換ノート)についてです。
この交換ノートは、我が家のコミニケーションツールの1つとして2年ほど愛用しています。しかし、子どもが産まれてからは交換ノートの行き来が遠のいてしまいました。
久しぶりに交換ノートのページをめくると、「もうそろそろ再開したいな」という気持ちになりました。
言葉で気持ちを伝えるのが苦手な方
遠距離恋愛、別居婚などなかなか会えない方
大切な人とのコミニケーションを楽しみたい方
交換ノートはふだんの生活で感じている小さな事やちょっとした悩みを打ち明ける場として役立っています。コミニケーションツールの1つとして少しでも参考になればと思います。
大人の交換ノートとは
大人の交換ノート プレミアム(いろは出版)より
このノートは質問型の交換ノートです。
相手に質問することで相手のことをゆっくり考え、自分が質問に答えることで自分とゆっくり向き合えます。考えを言葉にして伝えあい、お互いの理解を深めていける、そんなコミュニケーションノートです。
■コンテンツページ
・ノートをはじめた日/ノートをはじめようと思ったきっかけ
・2人のプロフィール/2人の約束
■メインフォーマット
・質問と答えを交換するフォーマット
大きめの解答欄には、その日の日記やいま伝えたいことなどを自由に書き込むことができます
・たっぷり186ページ
2日に1回なら約1年、1週間に1回なら3年以上ゆっくり続けることができます
■ヒントのしおり
お互いのことを再発見するための質問を考えるヒントが100個載ったしおりが付いています
■書きやすさへのこだわり
フラットに開いて書きやすく、何度も開閉しても丈夫な「糸かがり製本」を採用し、
用紙もより書きごこちのよい紙を選びました
■専用ケース
風合いのある紙箱と丈夫な透明PETケースに入っているので、プレゼントや長期保存にもぴったり
ホームページで、交換ノートを愛用している方の事例が紹介されてます。
https://hello-iroha.com/koukan_note/
もんあや家の大人の交換ノートの使い方
▼我が家のコミニケーションの問題点は遠距離
我が家のコミニケーションの問題点をキーワードにすると【遠距離】です。
遠距離恋愛→別居婚+転勤→産休同居→里帰り出産→育休同居+転勤→(仕事復帰して別居予定)
ここ2〜3年の暮らしを振り返るとこんな感じでした。一緒に住んだり、離れたり、転勤で知り合いがいない土地に引っ越したり、子どもが生まれたり…と暮らし方は落ち着かない状況です。
夫婦の仕事のタイプが異なるので、結婚当初から週末婚ぐらの頻度しか会えないかなと思ってましたが、…実際はイメージよりもっと会えない状況でした。どちらかが仕事を変えない限り、住む場所が異なるという物理的な距離はこれからもありそうです。
▼はじまりは…なんとなく付き合った勢い
「大人の交換ノートを購入したい」と言い出したのは、遠距離恋愛当時の夫です。付き合った勢いで、男性から交換ノートがはじまりました。
交換ノートは、女性向けのライフスタイルのカテゴリーに配置され、気になるけど男性が手を取るには勇気がいるようでした。なので、デートがてらはじめて2人で購入した物になりました。今では、いい思い出です。
▼はじめた理由…何か形に残るプレゼントがしたい
「なんとなく気になった」をもう少し説明すると、理由は2つです。何か形に残るプレゼントを探していた事、言葉を贈り物にする経験があった事です。
交換ノートの【2人の約束】ページには、会う時に交換ノートを持ち寄る事、2人で写真を撮る事を書きました。
遠距離恋愛時は、月に1〜3回しか会えませんでした。誕生日も記念日も季節の行事も、会えるタイミングに合わせると、毎回プレゼントを用意するようになります。(…大変過ぎる…。)「何かプレゼントしたい気持ち」を交換ノートに託しました。
会うたびに交換ノートが行き来しました。言葉のやりとりが記録されて、交換ノートを書いていた状況も思い出されます。言葉の贈り物が我が家では、特別な日より少し日常的になってきました。
もう1つの約束の2人で写真を撮る事は、交換ノートの使い方ではありませんが、子どもが産まれるまで続ける事ができました。夫が家族みんなのために写真を撮ってくれます。あんなに写真嫌いだった夫が、2年かけて変わるんだなと感心しました。2人から家族で写真を撮るに約束が変化して、今でも楽しく写真を撮っています。
▼はじめた理由…言葉を贈り物にする経験があった
もう1つの理由の言葉を贈り物にする経験があった事についてです。
何十年も前ですが、2人とも学生時代に言葉を贈り物にするのが流行しました。326(ミツル)さんや詩人キムさんのミニブックを今でも保存してます。伝えたい事に近い詩を選んだり、飾ったり、贈り物にしたり、言葉の贈り物をするのが身近でした。これが記憶の片隅にあり、嬉しい経験として残っていました。
されて嬉しい事の1つが言葉の贈り物です。しかし、タイトルにもありますが、私は言葉で伝えるのがちょと苦手です。感謝の気持ちをあれこれ考えすぎて、大切な節目に間に合わない事が過去にたくさんありました。
感謝の気持ちを代わりに伝えてくれる詩やメッセージカードといったお助けアイテムにより、贈るハードが低くくなってきました。交換ノートは、日常的に感謝の気持ちを伝えてくれるお助けアイテムになっています。
▼書くのがめんどくさいよ…と思った時
交換ノートを書きはじめてすぐに気づいた事は、自分の事や考えを書く(話す)が苦手な事です。質問はじめてしたこと〜シリーズは、はじめての事が昔すぎてほとんど覚えていませんでした。質問未来にしたいこと〜シリーズは、まだ分からないと想像力が乏しくて、どうしようかと悩む時間が長かったです。
▼書くのがめんどくさいよ…克服
「書くのがめんどくさい」をもう少し説明すると、書き方が分からない事、内容をあれこれ考える時間が長い事です。つまりは、書きはじめにつまづいてくよくよしてる時間が長いのです。
シンプルにどんな質問でも書く事を決めました。天気、ニュース、休みにしてる事など…書いている状況を書きます。質問の答えが浮かばない時は考え中、考えるのも嫌な時はイラストを書きます。とにかく、交換ノートをもらった日に1行でも書くようにしました。続けるコツは、書きはじめに時間をかけない事だと思います。
▼遠距離のコミニケーション不足は解消された?
我が家のコミニケーションの問題点は、遠距離です。仕事忙しいかな?とかあれこれ想像し、自分の気持ちを伝えるのが苦手なのもあり、必要事項のみの業務連絡みたいなコミニケーションになりがちでした。交換ノートを行き来することで、感謝の気持ちの伝え方のバリエーションが増えた気がしています。
もう一つ伝え方のバリエーションが増えた事があります。それは、してほしくない事をされた時、喜怒哀楽でいう怒りや不満につながる事の伝え方でした。すぐに伝えられないけど気になってる事として、交換ノートに書きました。
話し言葉にすると、指摘や否定的の意味合いが強くなり、必要以上に強い口調になる事がありました。今から言いますよと、一呼吸おくための共通のサインを決めました。「怒ってます」と同じ意味で、「プンプン」と言うまたは梅干しみたいに顔を皺くちゃにする事です。我が家でしか伝わらないサインです。怒っている事を言いますよ!と前振りをするようになって、笑いながら話せる雰囲気になりました。
話し合いでは言わなかった本音が交換ノートにポロっと書いてある事もあります。一生で一度しかない行事、結婚や出産は待ち遠しく嬉しい事ですが、将来の不安は、ふとした時に感じるものです。
不安の伝え方が難しい時もあります。自分が気になったタイミングで書くことにより、言葉で伝えるのがちょっと苦手な私は気持ちが楽になりました。イライラや不安は溜め込まないのが良さそうです。
今後、伝え方のバリエーションが広がればいいなと思います。
おわりに
もんあや家の大人の交換ノートの使い方をまとめてみました。ふだんの生活で感じている小さな事やちょっとした悩みを打ち明ける場として、このノートが役立っています。
パラパラとページをめくると記入した時の事を思い出しました。さらに何年後に、写真アルバムを見るように夫婦で交換ノートを眺めるのが待ち遠しいです。
別れ、出会い、ことはじめなど春は気持ちが少し軽くなる季節だと思います。今年の春は、【再開】の春で少し軽くなった気持ちで交換ノートを再開していきます。
大人の交換ノートの使い方が、コミニケーションの1つとして少しでも参考になればと思います。
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