《 オレンジ色のクスリ 》

コロコロと転がって

天井を見ていたら

コロコロと転がって

転げ堕ちて

でも、

舌先の苦味は

ドラッグをするのは、怖くて

舌先の苦味は消えないけど

オレンジ色のオーロラが

私に「 いいよ。」って、言うから。

誰も許してくれないような世界なのに

違法な事なら許してくれるなんて、

そんな事をしている間に

コロコロと転がって

転げ落ちて

でも、私には

オレンジ色のオーロラが


「 醜い世界は、だいっきらい！」

いつだって、

私の心は綺麗なんだもの。


オレンジ色のオーロラが

消えた。

許されないって、

知ってた。

天井が、大きな口を開けて

私を食べてはくれやしない。