「呼ぶ人」楽曲について考える
ファーストアルバム「呼ぶ人」
12月1日に無事発売となりました。
通販メインだし1週間前くらいに第一弾発送したから発売日とはなんなのかという気もしますが、一応12月1日でした。
ちなみに配信は昨日12月7日に無事各種サービスからスタートいたしました!
私がポンコツ過ぎて何回も審査落ちしちゃったよ…なんとか出せるので良いとしましょう。
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さて、あまり得意ではないですがせっかくなので今回のアルバム収録曲について少し書いてみます。
1.やさしさ、2.おもいで、4.泥舟については以前に紹介していたので良ければご覧ください。
3.ハウス
仮タイトルは「ネイル」でした。
同居人がネイリストをやっていて、私は彼女の練習台として毎月ネイルをしてもらっていました。
ただギターを弾くのに非常に不便だし私はグルグル考え事をすると爪を噛んだりむしったりする癖があるので全然ネイルに向いてない。
でもネイルの時間はそもそもあまり会話しない私と同居人のほぼ唯一のコミニュケーションの時間なのでした。
みたいなところから始まってあとはたまには韻を踏んでみるかという勢いだけであまり意味はないです。
5.友達のこと
手書き字幕動画を試しに作ってみようと思って割と本当にテキトーに作った曲。
でもこの曲が好きと言ってくれた方が意外と何人かいて今回入れてみました。
Youtubeに上げたときはタイトルなかったです。アルバムに入れるにあたってつけました。
敢えて言うならばこの曲を作った頃は、17年間ほどなんとなく好きだった幼馴染が結婚したのを知った頃だったかなと思います。
6.素敵な人
仕事をしに外に出るのが異様に怖かったり不安になったりする時期がありました。
怒られたり嫌がられたりするのもやむを得ません。なるべく迷惑だけかけないように考える必要があります。
好かれなくても良いので、誰にも嫌われないことって可能なんだろうか。とか思いながら、結局自分には今のところこれしかないので歩き続けていく感じ。
そして次の曲がちんどん曲というね!
7.はあと時雨
この曲だけ今回書き下ろしです。ちんどん1曲入れたいなと思い作りました。
あるお世話になっている踊り子さんをふわっとイメージして作ったつもりですが、出来上がってみたらあんまりそんな感じもしないな。
イメージを形にする能力がまだまだ未熟みたいです。
8.誰かが死んだ翌朝は
7月にサンセットブルーバードで発表する予定だった曲ですが、依頼主のお友達の開業祝いライブだったのでボツにしました。開業祝いなのにいきなり「誰かが死んだ翌朝は〜」って冗談じゃないね!
2022年上半期は長年の友人や小学校の同級生の訃報が相次いで入ってきた頃でした。
理解ができなくて悲しいのか?どう感じているのか?もわからず、写真を集めようとかお別れ会をしようとか、そういうものにも参加する気になれなかった自分から、どうせ届かないけれど、気がついてるよー思い出しているよーチラチラという思い。
序盤とそれ以降はあまり関連性がない話題というのは私あるあるかもです。
9.ねぇ東京
これも同居人の話からテーマを持って来た歌かも。
夏頃にやたらと引越したいと騒いでいたのですが、ここ良くない?と送られてくる物件情報が福島とか仙台とかやたらと東北地方!
まあ、確かに激安物件の山だし猫ものびのび飼えるし今より周りを気にせず音も出せそうではある。
だから正直引越しても良いかもな〜と本気で思ったりもしたのですが、私は現場仕事なので、地方で何やって食い繋いだら良いんだろう?とか、昔からの友達しかいないのに地方行ったら誰も友達いなくなっちゃうよ!とか、色々考えるとやっぱり東京を離れる自信がないなあ。
私の歌はほとんど、やりたい・なりたいけどできない・なれないことの裏返し。
幼馴染よ、17年も君のことが好きだったぞ。とか、東京愛してるから一生離れたくありませんとか、素直に言えないのですね。
とはいえ、昨年シングルを出した際に「仲間がいる奴の音楽なんて…」とか言ってたくせに今回色んな仲間にお願いしてCD作ってるし、これが成長なのかもなと思うと、来年はもう少し素直な歌詞が書ける自分になっているかも知れませんね。
おかげさまで売れ行きはわりと好調な様子です。
仲間から聞いた評判が良かったので〜と言ってご購入していただいた方もおりまして、応援してくれる人がいるって嬉しいことだなあと思います。
せっかく始めてしまった旅ですから、もうそこそこいい歳ですけど言葉が枯れるまでは続けたい所存。
来年は今年よりももう少し人前に出る機会が増やせたら良いなと思っています。
だからよかったら会いに来てね。
無論、あなたが「呼ぶ人」になることも可能!
ではまた。
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