
カップルにおすすめの洋画
おはようございます☀
ひょんなことから彼氏と住むようになった、仮の家にはテレビがない。
ゆえに、タブレットでよく映画を観ている。
だいたいは戦争映画やCSI系を観る我々ですが、流石に飽きたよ!と、画像の美しさから選んだ洋画。
珍しく恋愛映画!
しかもとても良かったので紹介します。

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以下ネタバレ込み感想
主人公のイライザははなすことができない障害を持っている。
序盤から彼女の美しい裸体、少しえっちなシーンもあって、人間味を感じる映画だと感じました。
個人的に、気取らず、どんなこともさらっと描いちゃう映画が好きです。
たとえば、トイレでお腹壊してるシーンを当たり前に流しちゃう映画(例ノマドランド)とか。
一気に人間味を感じて引き込まれてしまう。
そして料理を終えてキッチンを出ると、知らないおじさんが出てきます。
なんか距離近くない?どう言う関係?
歳の差恋愛?なんて思うんですが、どうやらそうではないらしい。
イライザが若者でないところも良い。
もうそこそこ生きているんですね。
孤児だったようだけど、もうそんなことを悩む次元は抜けていて、障害を持っていることも受け入れている。
口がきけなくても働ける深夜の清掃の仕事をして、慎ましく生きている。
同僚は黒人のとっても心意気の良いねーさん。
映画の時代は黒人が激しく差別されていた頃です。イライザの社会的地位が、語らずともわかる。
いわゆるローワー階級です。
ローワー階級出身には刺さる部分がありまくり。
そんななか、出会ったのは同じく口をきけない、言ってしまえば化け物。
定期的に塩水につからないとだめな、エラ呼吸の魚のような生き物……魚よりは長く陸地で息ができるからイルカ…だろうか。
気持ち悪さはあまりなく、なんだかかわいい顔をしています。
猫を食べちゃったり、肉食なシーンも見られて、不安になるけど、イライザに諭されると、すぐいい子になります。
口がきけないもの同士、通じ合うものがあるのか、身体の関係を持つまでに発展します。
バスルームを水浸しにして抱き合うシーンはうつくしい。
とにかくイライザがエロい。
なんだろうか、あのエロさ。
同僚に化け物の下事情をジェスチャーで語るシーンはほんとに笑っちゃう。
ファンタジーなのにリアルなんだよね(笑)
好きポイントはたくさんあるけれど、やっぱり観終わったあとの感想!
口がきけないイライザは、自分は他人とちがうと感じて生きてきた。
他人のように思うことを口にしたり、感情を剥き出しにすることができずにいた。
人間でありながら、人間と深く関われない、もどかしさや孤独。
彼女にとって、彼(不思議な生き物)に恋をするのは自然なことだった。
人間よりも、彼に親近感を抱き、愛したのですね。
ラストは、普通の人なら、ありえない、嫌だと思うかもしれない。
だが、イライザにとってはなによりも幸福な結末でしょう。
分かり合える愛する人とふたりきりで生きていく。
私もイライザだったら、同じ選択を望むだろうと思う。
なんていうか、選択の余地はなかったのですがねw
彼はやはり動物なので、彼女を欲しいと思ったからそうしたのでしょう。
だって、神の力を持っているのだからね。なんとでもできたはずです。彼女を人間社会へ返すことも。
彼女が人間社会でどう生きてきたかなんて、彼にはどうでも良いし考えもしないのです。
そしてまた、彼女もそれを望んでいた、そういう彼だからこそ、愛した。
フラグのわかりやすさ、回収のタイミング、笑いやツッコミどころもあって、彼氏とは笑いながら楽しく観れましたよ。
少し暴力的シーンもありますが、彼氏が観ながら痛がっていたのが意外だった(笑)
個人的に映画に関しては、グロ耐久強いのでいきなり「ぐあー」と痛くもない腹を抑えている彼氏を見るのはウケた。
戦争映画は普通に観てるのに(笑)
拷問系はだめなのか、何か身に覚えがあるのでしょうかね(知らんけど)
とにもかくにも、休日の夜にはおすすめ。
キスシーンで画面の前のカップルもキスをし、観終わったらベッドインしてください。笑