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【第19回目】孫の行事は頭を下げないと出てあげないんだからっ!

3世代同居って、まるでサバイバルゲーム!?Webライター池田たえの日常を覗き見したら、想像を絶するカオスが待っていた!

「え、今どき3世代同居?」そんな声も聞こえてきそうですが、気付いたらそんな絶滅危惧世帯に仲間入りしていた私。

昼ドラも真っ青の舅・姑との共同生活に加えて、ドキュメンタリーのような祖母の介護。

webライターでなければ、両立できなかったかもしれないほど、介護・家事・姑の足で毎日が一瞬で過ぎていきます。

「なんで私だけこんな目に…」と、ダークサイドに落ちそうになることもしばしば。でも、そんな日常もWebライターという名の武器を手に、笑える(いや、笑うしかない!)面白&どす黒いエピソードとして発信中。

題して「3世代同居サバイバルデスノート」!!
30回に渡り、私の心の叫びをnoteにぶちまける予定です。

3世代同居に興味のある人、同じような状況の人、そしてただ単に暇つぶししたい人、ぜひ覗いてみてください。

前回は、こんなところで夢が叶った!「エンドレス山の草刈り~私は透明人間」についてお伝えしました。

今回は、あんたの言う家族ってそんなもんなの?第19回目のテーマは、「孫の行事は頭を下げないと出てあげないんだからっ!」です。
30回分のテーマはこちら!

【第1回目】結婚詐欺?同居なんて聞いてないよ!で始まる新婚生活
【第2回目】まさか! 結婚の決め手はおみくじ?
【第3回目】令和時代に「お茶!」が通用するだと?封建家族に嫁いだ私の日常
【第4回目】家の体裁か私の自由か?禁じられた再就職
【第5回目】家族経営の落とし穴? 給料は義両親のさじ加減
【第6回目】晩ご飯のおかず、最低条件は5品以上です
【第7回目】義母の運転手として生きる私のプライベートはどこへ?
【第8回目】恐れ入ります、陰口は陰で言うから陰口なんです。
【第9回目】男の子生んだら偉いの?姉妹を生んだ私に人権なし
【第10回目】もはやデフォルト。子育てに口出す義母あるある
【第11回目】お犬様。
【第12回目】娘2歳、犬に噛まれて怒鳴られるの巻
【第13回目】帰省するのにも許可が必要!?いつ息を抜けばよいのでしょう
【第14回目】「住まわせてやってる!」リレー形式ローン、間もなくバトンタッチ
【第15回目】ええかげん、捨てなはれ。
【第16回目】義母に預けた娘が流血!え?まずゴメンやろ?
【第17回目】欲しがるねぇ、感謝と尊厳
【第18回目】エンドレス山の草刈り~私は透明人間~
【第19回目】孫の行事は頭を下げないと出てあげないんだからっ!
【第20回目】便利すぎる忘却~都合の悪いことはなかったことに~
【第21回目】私の夫は出来損ない?実の息子にぶつけるべきではない言葉たち
【第22回目】見栄と体裁の塊=池田家
【第23回目】「鏡よ鏡、世界で一番正しい女はだぁれ?」「それは義母様です」
【第24回目】アナタダレ?一番無関係の私が作る会社の年賀状
【第25回目】世界一正しい女の被害妄想を世界一信じる義父
【第26回目】なぜ義母は孫にまで嫌味を言うのか?
【第27回目】義母の仕事論を聞かされる地獄の時間
【第28回目】喜ばないと拗ねちゃう!感謝待ち義母との付き合い方
【第29回目】友達ゼロ義母VS自由に遊びたい嫁の攻防戦
【第30回目】デスノート作者(私)さえ震える!義母からの長文LINE
【最後に】嫁の逆襲!義母への愛なき感謝メッセージ

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初めての運動会

あれは、長女が幼稚園に入園して初めての運動会のことだった。

長女はかけっこや体操の練習を頑張っていて、おうちに帰っても踊ったり走ったりと張り切っていた。

「じーじ、ばーばも見にくるのー?」と嬉しそうに義父母に聞く娘。
うんうんと頷く義父に対して、何となく濁すような態度をとる義母。

なんだか雲行きが怪しいな…

若干の違和感を感じながらも、月日は流れ。

運動会の前々日、突然義母が運動会には行かないと言い出した。

は?

その理由が、
「だって来てくださいってお願いされてないんだもん」
らしい。

ちょっと待て。
運動会の日程も知ってて、孫が一生懸命練習している姿も見ていて、孫から誘われてるのに、嫁が頭下げて「来てください」ってお願いしないから行きませんってこと?

うざー。

しかも、直接言うてくるならまだしも、夫から聞かされたから余計に腹が立つ。

行くのか行かないのか分からんから、弁当も要るのか要らないのか分からんし、ちょーめんどくさい。

でも私は知っている。

なんだかんだ言って、絶対来るということを。

みかんとバナナを持ってきたよ♡

義母が絶対来るという確信のあった私は、もちろん頭は下げないし、夫の話も聞かなかったことにして過ごした。

当日は、当たり前に家族全員分のお弁当を作り、せっせと準備を進める。

そして、コソコソ準備をしている義父母の部屋をノックし、義父にだけ言うのだ。

「今日はお願いしまーす。準備があるので先に出ますね!」
「おばあちゃんの足が悪いから、園の駐車場に車を停められるように届け出しているので、上まで上げてくださいねー(キラーン)」
(決まったぜ。)

義父はバツが悪そうに
「はーい、分かったよー」
と言うていた。

そして、案の定、義母はみかん(ネット入り)とバナナ(ひと房)を持ってやってきた。

張り切りすぎやろ。

「みかんとバナナを持ってきたよ♡運動会と言えばみかんよね」

嫁が準備したお弁当には、デザートなんてないだろうからね。とでも言わんばかりに。
(おい、文句があるなら弁当食うな!その唐揚げ返せ。)


後日、運動会の写真が出来上がったと園から連絡があり、どれを購入するか選んでいると、池田家が全員集合して弁当を食べている様子の写真が出てきた。

おいおい、良い証拠写真撮ってるじゃねぇか。

購入。(笑)

今日の叫び&今日の成仏

このnoteでは、心の闇を成仏させるために最後に私の心の叫びでまとめます。

さぁ覚悟はいいですか?
私の心の闇を開放して、義母との戦いに挑みますよ!!

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それでは早速、モヤモヤを吹き飛ばしちゃうよ~!


嫁が頭下げないと孫の行事に参加してあげないとか
どんだけ位の高いところにおるのー?

「家族は以心伝心。
何も言わなくても伝わることがある。
それが家族。」

と言ってたのは、どの口ですかーーーーー?

その年以降、コロナが流行したせいで大々的な運動会も何年か開催が難しかった。

コロナ禍が過ぎて、運動会も徐々に復活してきたが、午前中開催のためお弁当を食べることはあれ以来1度もない。

長女が小学校に上がり、次女が幼稚園に入ってからは、子どもたちの行事を伝えるときは「こんなんありますけど、時間あるならぜひ見にきてあげてくださいね~」とサラっと伝えるようにしている。

いらんことに精神をすり減らしたくないからね。
10年も一緒にいると、こちらも強く鈍感になるもんだな。


それでは次回もおたのしみに!
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