【映画】アイドルマスター シャイニーカラーズ 2nd Season 第1章

2024年7月10日

シャニマスアニメ2期だ~~~。と見に行った。
1期の内容は以前記事で述べた通り薄味、内容くちゃくちゃ、何を見せたいのかが全くぼやけた作品で、地上波放映は一切見ることはなかった。

公開即日からTLからは好評の感想が漏れ聞こえ、そんなに変わったのかお前ら。と半信半疑で見に行くこととなった。
正直1期のときより公開条件ちょっと悪くなってない?って感じで上映時間も合わなかったので、半分やめようかな。って思ってたけど想像よりも仕事がゆるいので頑張って足伸ばしたよ……。

まずド頭からストレイ加入の説明をしつつ1期の振り返りをしていく感じでストーリー作ってたけど、あのですね黛冬優子が居るだけで、脚本にメリハリが生まれる。

お前、シャイニーカラーズやりながらアイドルマスターしてるじゃん!って。とにかく雰囲気と会話劇が主軸になるシャニマスの脚本そのまんまに、アニメに落とし込めていた。
1期のあのグズグズしてる感じはなんだったのか。

マジで冬優子の説明セリフって、作劇にめっちゃ効くんだな。って思いながら前半の1話、2話を見ていた。
それと対比となるあさひのセリフも生きていたので、ストレイ加入の刺激ってアニメにも適用されるんだ!ってなったりもした。
正直、黛冬優子によるところが本当にストーリーライン上重要というか緩急、メリハリがついているように見えたので、それとストーリー上ストレイで重なってしまう愛依ちゃんは空気感強めだったあたりが1期をおもいおこさせたけど。

3話、4話に当たる部分はハロウィンライブをしよう!ってことで、ライブで今めっちゃ適用されているシャッフルグループでのやり取りを主軸にやっていたが、これについては人数が多いシャニマスで、アイドルを絞らないでアニメ化しているという制約の中では最適解なんじゃなかろうかという感じだった。とはいえここでもストーリーの緩急をつけるのが真乃ちゃんの悩みっていう点で考えると、まだ1期の雰囲気は抜けてないように思えた。
とはいえ続いて加入するノクチルのあの強い物語性でそこら辺の雰囲気を誤魔化せるとは思うけど。
少なくとも、シャニのイベントに合わせて忠実に作れば作るほど良いストーリーになるんだけど、アニメの中のシャニマス世界の時間を進めるために必要なストーリーが薄っぺらすぎるという構造的に難しいものを感じた。
けれどもそれはライブパートの演出でいくらか吹き飛ばせるので、そこの塩梅を次回は期待したい。

正味なところ、やはりアイドルマスターのアニメを期待して見に行けるものでは無いんだけれども、シャイニーカラーズのアニメとしてはやっと見れるものに仕上がった感があって、次回を期待できる!って思えた。
ゲームはもう離れているけど、2章はモチベーションに繋がるまでの出来だといいなー。と、ちょっと思ってる。

283Pは相変わらず空気、透明、無味乾燥だけど、特にアイドルたちの出来がそれなりであればいいかな。

以上。

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