極めたいお遊び
こんばんは。百千鳥です。
今回は趣味の一つ…、
極めていきたい創造住宅設計についてお話したいと思います。
私の悪癖…こだわってしまい、やたらやることが増えてしまう。
遊びなのに。
そんな私の現状と、これからの目標などの整理記事になります。
よければご覧ください。
もくじ
1.経歴や環境背景
2.創作建築をする!
3.現在の主な興味と活動
4.今後
1.経歴や環境背景
都内某大学建築学科卒業、同大学院建築学専攻中退、
意匠研究室所属し研究内容は自由。
図書館の本と滞在家具と配置と関係の研究、
卒業設計は公共図書館と防災拠点の複合施設…
大体人の過ごす空間がどうあるべきかを自分なりに見てきました。
インターンで和洋折衷の改修のための実測や図面化などしてました。
コンドルの洋館も和洋折衷の邸宅も屋敷も大好き。
うつ病になり長期療養が必要になったため就職前に休学のちの退学。
職業がハードなこと多いので専門には扱わないと考えています。今のところ予定なし。
けど個人的に気になることは深めたいから趣味で気が済むまでやりたい、と燃えてます。(お仕事に変換できないのが弱み…)
2.創作建築をする!
創作設計の流れは ざっくりいうと
・企画(どんな環境をつくりたいか)(構想)
・参考集め(引用したい実例を読み解いて引用する)
・ゾーニング(必要な機能の位置検討)(動線確認)
・プランニング(図面化する)
・プレゼン(見せるための加工をする)(発表)
です。
資料集めから図面化までは前後しながら同時並行なので随時、になります。
2.現在の主な興味と活動
ジャンルでいうと、木造建築を中心に
日本の住宅建築、茶室から基本的に深めたい興味あります。
では実際にやってることを軽くご紹介します。
1.小住宅の収集
ツイッターで流れてきた物件から刺激を得てこういう住宅いいな、とメモがてら図面にだしたりする遊びです。
後日モデル立ち上げてみたら、階段スペースが足りなかったので(致命的)横に拡張したりしました。
こういう遊びは気づきがあるので楽しいです。
今後、思いついたときにこまめに溜めていきたいと思います。
正直、大学院まで行ってたとはいえ実践経験はありません。
取り扱うものは規模の大きい都市開発や施設などが多かったため、建物の細かい設計や配慮はよく知りません。
せめて住宅や小屋くらいは自分で扱えるよう理解したいと思い始めました。
自分のペースで興味を深める形で少しずつ発見があるのでいいです。
2.現在のビックプロジェクト
歴史的建造物から巨大集合住宅をつくる…!
すごい…!たのしいけど…!沼が…!すごい………!(´;ω;`)
オンラインゲームの刀剣乱舞はご存知ですか?
刀の付喪神を集めて敵を倒して平和を取り戻すというゲームですが
最近、その100振りほどが住む住宅の設計をしてます。
住宅といっても、仕事と生活が同時に行われる施設になります。(SOHO)
さらに軍事施設ともいえるので、そこらへんをどこまで考慮して形にするかも問われます。
私は単なる生活が行える場所ではなく、
季節の変化や生活を通して人間の営みを知る場所でもあるべき、という考えから
自然の変化に気づきやすく、適度に快適にする(従来日本建築の操作を参考に)
馬の世話や畑仕事、執務、鍛錬などの日常業務と、
個を尊重し好みを深められる生活をできるだけ可能にすることを目標にしています。(それぞれ馴染みのある建物の要素を取り込む)
この時点で難題です。(涙
凝りだして……やばいです…沼…
刀が人の体を得て戦いをしていく、
ただ戦うだけでなく、内番を通して食や戦いに向けての準備などもし、
人の体にも慣れていくというゲーム設定なので
人の体を得たからこそ楽しめることを促す環境にしようと思っています。
現在、全体の配置計画がまとまってきたあたりです。
設計するにあたって、歴史的建造物を参考にしています。
歴史に残る偉人に持たれていた刀達なので、こう、しっかりしたものにしなくては…と。
参考
正面玄関や執務室は 奈良ホテル を参考に。
大広間は伊勢の 賓日館
大広間の下の宿泊部屋も面白かったので、個人部屋の参考にしたい。
京都の 建仁寺 の庭と建物の関係や居心地が最高に素敵なので
季節を感じて過ごす場所として参考に(禅寺…方丈建築)
と、もくもくと広がった理想を形にするべく、奔走中です…。
もっと簡単に、単純にすればよかったのですが
こだわりたいがゆえに歴史と建物の勉強からしてます…(あれ…おかしい…)
唯一の救いは、遊びなので気長にできることですね。
一年以内には形にしたいです。
4.今後
住宅は、最近小屋とかも興味あるのでちまちまやりたいと思います。
(どう人に見せる形にしてくかは…まだ…。考える…)
ビックプロジェクトである本丸設計は、
少なからず冊子にする予定です。
これは参考のため表にした、刀剣乱舞5周年本丸博のとある本丸の部屋の算出図です。
必要最低限の部屋の大きさを把握しました。
これが、本丸博の配置計画。
緑が黄色を囲うように配置されています。
緑は任務を行う時利用する場所、
黄色は生活空間です。
このように部屋と部屋の繋がり方で使いやすさの操作をします。
このような配置検討は大体できたので、具体的な大きさに落とし込んでいきます。
利用者数から必要な部屋面積を出して、
パズルみたいに他の部屋とくっつけたり再検討したりします。
そしたら平面図が作れます。
歴史建物のお勉強を読書でして細部を設定し、
それを元に3Dで立ち上げて、調整…
わかりやすく説明できるように画像や図面を加工して
冊子サイズに配置したり文字入れたら終わりです。えへ。(虚無)
さっさとパズル終わらなきゃ~
いかがでしたか?
こんな風に遊びとして興味あることを深めるのは
やればやるほど楽しいという沼地です。
楽しいのでお勧めします。
同時に自己管理能力も鍛えられます。
(私はできなさ過ぎて自滅するタイプ…)(今鍛えようとしてる…)
私も、これだ!と決めて始めたわけではありませんが
取り組んでみる興味が深まったり、勉強をしたりを繰り返していると、違う分野と繋がったりして最高にたのしいってなってきます。(そこで現実との割り切りも大事になります…)
アンテナが増えたりしてより楽しいものが増えます。これを繰り返していると感性が豊かになります。感性が豊かだと人生に潤いを感じるそうです。
住宅の設計は実務のイメージが多いですが、
個人が創作的に設計するのも楽しいはず。
専門的なことが分からなくてできない…というのもありますが
ぜひ自分ができる範囲で、自分がいいと思うものを出してみてほしい。
創作住宅設計って分野を作って、いろんな人のいいと思うものが見たい、と私は思います。
もし、設計仲間ができたらうれしいな。
それでは、また。