絵は生涯学習
こんにちは。百千鳥です。
今回は、私の今後の絵の活動についてまとめたいと思います。
もくじ
1.得意な絵
2.私にとって
3.絵を趣味でとどめようと思ったけれど
4.お仕事にしたい
1.得意な絵
絵、というと、
好みで集めたり、家やオフィスで風景の一つとして飾ったり、有名であったり、時代や画家の背景を読み解いたり、その人の色や形のとらえ方を楽しむ…といった身近にあるようでよくわからない、とっつきにくい印象もあると思います。
私の絵はそれらのどれとも違います。
私はカウンセリングして、近いイメージ画像をいくつかもらい雰囲気を確認しつつ、本人とすり合わせながら絵にしてくのが得意で楽しいのです。
大学生の時からそのようなことはしてきました。
先輩の卒業設計のメインパースやいろんな場面を、その雰囲気に合わせて画材を選び制作しました。
調査した時の写真、そこであったこと、感じたこと、疑問に感じたこと、雰囲気や感情まで聞きだして、その思いを表す代理人として描いたものです。
直接会うと、本人の動きや雰囲気も取り込めるので、出力したいものを汲み取りやすくなります。
もし会えない場合であれば、電話やSNSの雰囲気など、自己表現してくれていると感じがつかみやすいです。
すくなからず電話などはして、ご本人の雰囲気や思考、性格や傾向は把握したいところです。そこまでしてから、依頼内容の確認をしていました。
(カウンセリングなしだと根本的に何を求めているのかがわからず手が止まってしまいどうしたらいいんだろう…となってしまいます。)
2.私にとっての絵
私にとって 絵 は美しいものを発見するためのフィルターです。
幼いころから感性が豊かでしたので、そこら辺にある植物や形、色などできれいなものを見て、観察してある程度把握を試みるのが好きな子供でした。
小学2年生には漫画と出会い、絵が作り出すことができる世界観やキャラクターという大きな存在に魅了されたものです。
素敵な作品と出会えば模写等をして、良いと思ったものは取り入れるを繰り返してきました。
漫画のキャラづくりを知りたくて人間観察もして、
人の体をかけるようになりたくて肉体美なども見たりしてきました。
(最近は人の姿をした付喪神の、人らしさと違和感が興味ポイントです)
(筆ペンもたのしい!)
絵は私が世界の素敵な良いところを見る、起点でした。
おかげでそれっぽく描くのが苦ではありません。
また人間の体は骨と筋肉と脂肪の重奏のようでまだまだ読み取れないものがあり、直線がありません。だからこそ理解したいと長期にわたって興味を持ち続けています。
ずっと、興味あるだけ取り入れたり、取り組めれば満足なのです。
なので、趣味で十分だと思っていました。
3.趣味でとどめようと思ったけれど
私は、大学は建築学科に進学しました。
それは頭を使ったものづくりに興味があったからです。
感性がいくら豊かでも、仕事にならないと思い、スケッチなど活かせる建築業界ならなにかしらいいのでは、とおもいました。
その予想は当たっていて、重宝できましたし、評価もいただきました。
しかし、就活にむけた活動を通していくほどわかってしまったのです。
自分が、絵や感性を豊かにすることを最も楽しんでいて、それを封印することも中途半端に使える道具として残しておくこともできない、と。
それでも自分ができる場所があるのではないかと頑なに設計部を希望し、就活を続け、うつ病になりました。
3年という長い期間、自宅療養し、調子のいい時は絵を楽しんで描きこめるほどに戻りました。
また、絵を描くというものは自然な行為で、
素敵な気づきを与えてくれるもので、
突き詰めたいのなら突き詰められる…自分に満足感を与えてくれる存在だと改めて気づきました。
以前当たり前にできていた生活はもうできません。
体調があまり良くない中でも生きていく戦略を立てていく必要があると思いました。
普通に就職して、働くということができないとわかり、生活最低限の金額の把握と調達方法は少しずつ試していますが、
それとは別に絵で人と関わりたいと思いました。
4.お仕事にしたい
絵を描くということは、その存在と向き合うということになります。
形を写すだけでなく、理解を試みて、色やタッチや雰囲気として一枚の絵にします。
それはすごく、楽しいのです。
その人になりきるように描くのは、自分の人生では味わえなかった経験や考え方を一時的に共有させてもらう感じがします。
本を読んで気づきを得る、楽器を演奏する、役を演じるというのに近いかもしれません。
そんな私が鍛えてきた、やらずにはいられなかった絵を描くスキルを、人と関わる方法にしたいと思い、お仕事として始められないかと思いました。
大学生の時にやっていたような、代理人として描きだすのはもちろん、
カウンセリングをして、最終的に絵になるといいこと…
例えば、家族の集合写真がないけど、絵の中で笑顔の一枚がほしいとか
愛犬の供養として向き合う時間をつくり、最終的に絵にするというお手伝いもできるかとおもいます。参考記事(愛するチャチャへ)
良さを伝える表現者として人と関わりたい。
純粋に絵を極めたい、目の前の存在と向き合いたい、追求したい。
そんな私と共に制作をしませんか、といった感じでやっていきたいと考えています。
商売はドヘタです。本当にドヘタ。これから学びます。
けど、せっかく描くのならその人にしっかり関わり、その人のためになるものを描きたい。そのお手伝いをしたいと思います。参考記事 (絵を極めていきたい人間の話)
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