モモノウブゲ

「わたしにとって風俗は、本当に天職なのか」 働いていて、生きていて、誰にも言えず燻った気持ちをまとめる場所。

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最近の記事

ケチな本指名、三銃士

ええ、わたしも酷いタイトルだと思います。 でもそう言っても過言ではないほどだったので、どうかここでお話させてください。 風俗を始めて、本指名様もかなり増えてきた中で迎えた、とある年の誕生日の季節のことでした。沢山のお客さんの中でも特にケチさが光る本指名がその年は三人もいたんです。 それじゃおなかは膨れない無難で買いやすいということもあり、誕生日の時期はとにかくハンドクリームをボディクリームを沢山いただいた。 なので、わざわざリクエストを聞いてくれた本指名のうち一人に、家用

    • とある濃い秋の日blog

      どえらい長いです。 6:27 起床。 ロイヤルホストの朝食ビュッフェがずっと気になっているがあまりお腹が空いていない。諦めて冷凍保存している雑穀米をレンチン。ほうれん草で簡単に味噌汁をこしらえ、切り落としの鮭を解凍して焼いた。 こういうのが、いいんだよ、朝ご飯。 9:58 耳鼻咽喉科へ かれこれ3週間近く痰が絡んで大変だが、まだ様子見と、同じ薬を追加で出された。 ここでは子供扱いしてくれるから非常に居心地が良い。ずっと背伸びして、ようやく歳が追いついてきたのだ。もう大人ぶ

      • 「ヤバいお客さんって来るの?笑」(2)

        本題に入ろう。実際ヤバい客は来るのかどうか。 実は風俗に来る客は割と普通の人が多い、と思う。 と言っても、お店によりコンセプトも様々だ。 部屋に入り早々にプレイを始めるのが可能だったり、過激なオプションが売りのお店ならもっと鼻息荒い客が増えるだろうし、SM特化ならより細かな性癖を持った人が遊びに来るだろう。 わたしはプレイより人柄を見出してくれる人が良いなと思ったので、なるべくスタンダードなお店を選んでいた。 故に、特段ものすごいクセのある人は殆ど来ないが、わたしの中で

        • 愚痴と、推しと、労働の対価

          愚痴パート、いっそ飛ばしてくれ 参った。参りまくってしまった。 前回書いたヤバい客…の続きがどうも長くなってしまい完成しきらない間にまた新たなヤバい客に見舞われ心が折れそうである。 まさに下書きの続きをリアルタイムで書き綴るかのような客だった。 そんなタイムリーは嬉しくもない。 いやな方向にネガティブがはたらきそうなので続きはもう少し冷静な時に書きたい。 なんなんだ。本当に 俺、気が利く客だよな、というスタンスの客が本当に嫌いである。 大切な本指名様をNGにするなんて最後が

          「ヤバいお客さんって来るの?笑」(1)

          風俗で働いていると、何となしに話題になるこの一言。 接客の際は常に「お客さんがどんな返事を求めているのか」を考えていることが多いのだが、敢えてそれを裏切ることもあるし、そもそもお客さん自体、どんな会話になるか想像せず聞いてくる質問も多い。 この仕事は長いんですかとか、忙しいですか、とか。 普通の仕事としての会話なら、割と無難な問いかけであるが、風俗業となると話は別だ。 プロっぽさで売る子でもない限り、歴が長ければ長いほどいい訳でもない。ましてや素人っぽさを売りにしていたら、

          「ヤバいお客さんって来るの?笑」(1)

          一人暮らしSEのローテーブルには

          わたしが働く風俗の業態は専らデリヘルが多かった。理由はいくつもあるが、大きな理由としては、自由度が高く、かつ風俗感が店舗型に比べて薄く感じるからである(働いたことのある人、利用したことのある人は特に分かってくれると思う) その日も、とあるマンションの一室へと派遣された。 しがないシステムエンジニアの一人暮らし部屋。 壁には沢山の参考書。ダンベルや懸垂バーは長らく使われていないようで、埃被っている。 この頃わたしは特に希死念慮が強く、懸垂バーを見て「気が向いたら首吊れるじゃん

          一人暮らしSEのローテーブルには

          わたしは風俗に救われた

          Twitter歴10数年。風俗歴は、3年か4年ほどか。 こうも生きながらえてしまうと、フォロワーの見えない顔色を気にして書けないことが沢山増えてきました。 そんな時は迷惑と知りながらも、友人に対して一方的に駄文を送ったりしておりましたが「noteやればいいじゃん」との一言で満を持して筆を執ることに。 こちらのnoteでは、どこかではたらく風俗嬢が生きていて印象的だったことを幅広く書きしたためていく予定です。 Twitterの風俗用アカウントを作らなかったのも、あまりに言葉

          わたしは風俗に救われた