バーチャル胎内めぐりで生まれ変わり

VRと瞑想はとっても相性がよい。

イメージ力は個人差が激しいものだけれど、VRならそれを補完してくれる。

サイケな画像や万華鏡的な画像に囲まれると、ぼーっとしてトリップした感覚になりやすい → つまり、深い瞑想状態に入りやすくなるのだ。

私も毎日VRで運動とともに瞑想もするようにしている。

瞑想アプリがどんなものかといえば、たとえば《Ｌiminal 》

心を鎮める、エネルギーを得る、目覚めなどのカテゴリー別に、3種類の瞑想プログラムが用意されている。

お気に入りは目覚めカテの【 Descent 】というプログラム。

洞窟の中を懐中電灯の光を頼りに前に進んでいく。

真っ暗な中で少し心細い気持ちで、先に何があるかわからないまま、明かりをしっかり見据えて進んでいく。

すると、虹色をした滝が点在するようになって。

洞窟から出ると満天の夜空が広がり、今までの緊張が一気にほぐれ、開放感が一気に全身をおおう。

まさしく、胎内めぐりのショートトリップ、5〜10分くらいかな。

狭くて暗い空間を、手探りしながらほんの少し見える部分を頼りに前に進むことは、そのまま人生に当てはまる。

どこにたどり着くかもわからないまま、ただ動く。

前に進むことを選んだから。

この世に産まれた時のように。

ただ、ひたすら、前に進んでいけば、いつかはきっと広い場所に出られる。

それを信じて、前進を続けていこう。