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『魂の暦』 第2週 Reading Meditation

御代田の桜は満開を超え、日に日に葉っぱが増えてきました。この時期ほど、自然の変化を目の当たりにする季節はないですよね。一日一日の中にも、木々や花々の変化が見てとれます。
 
この外界の自然の営みの中で、私たち人間の「思考」はその力を失うそうです。確かに、周りの力強い生命力たちにすっかり引き込まれてしまいそうなくらい、この時期の自然には威力があります。

この時期は、冬の間、内省し思考してきたことを、世界に向けて行動し始める時期なのかもしれません。

シュタイナーは、一般人間学の講座の第2章で「すべて意志から生まれた行いは、人間の死後小さな芽、いわば萌芽となる」と言っています。この小さな芽とは何か?それは、今、行きている世界の中にその芽を見つけていかなければならないということですね。それも、自分自身の意志の力で。自分が世界にまく、未来のためのタネを見つけられるのは、自分だけなのです。


4/24(日)〜4/30(土)

外なる自然界の営みのなかで
思考はおのれの力を失った。
崇高なる世界精神は
人間の小さな芽を
ふたたび自分の世界のなかに見つけ出す。
しかしこれから実りゆくものは
魂が自分で見つけていかなければならない。

『魂の暦』とともに マンフレッド・クリューガー 鳥山雅代訳

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