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#13 移植③またも陰性、自分は空っぽだ
凍結胚移植3回目も陰性でした。
12/3に移植をして、12/13に判定。
判定日からは自分が保てなくなりそうで、noteを開けませんでした。
やっと、すこし未来を考えられるようになってきたので書き始めてみました。
3回目の移植後、新しい感覚があったので、「お、これが俗に言うピキ痛というやつか!」とか妄想してました。
しかし判定日前明らかに生理前の感覚になってきて、「ああ、今回もあかんかったな」と、ある意味覚悟ができたのでした。
なのでフライングせず、病院での判定を受けました。
案の定陰性を言い渡されたものの、予想通りだったので、何が原因だと思われるか、とか追加の検査は有意義か、とか色々質問もして、その日は終わり。
私の様子で夫も薄々感じていたらしく特にショックという感じではなかったです。
検索魔登場
さて、私は保険適用の半分を使い果たし、そろそろ焦ってきました。
とりあえず悲嘆に暮れたり落ち込んだりしても何も生み出さないし、そうしてる間にも年齢を重ねていくので、次の手を考えることにしました。
反復着床不全の検査の有用性を確かめるために論文を読み漁り、通える範囲のクリニックをひたすらリサーチし、納得して治療を終えられるために何をしたら良いか?をひたすら考えていました。
夫にもプレゼンし、話し合い、転院を見据えてセカンドオピニオンしよう、ということになりました。
このときすでに12月半ば、年内に決着をつけたい!(なんの?)
ということで最短で予約を取り新しい病院に向かったのでした。
私は空っぽだ
新たな病院探しは順調に進んだものの、このあたりから気持ちの整理がつかなくなってきました。
3回も着床すらしないという事実から、何か大きなものに存在を否定されたような気持ちになってしまったのです。
自分は空っぽでなんの価値もない、だから埋めなければ、と猛烈な焦りがあり、年末年始はひたすらインプットをして過ごしました。
何かしなければ本当に無価値になってしまう、なんでも良いから自分の価値を足さないとだめだ、とずっと追いかけられているようでした。
そのうちふとした瞬間に涙が止まらなくなり、そうならないように本を読んだり語学の勉強をしたりして気を紛らわすようにインプットに時間を使う…
正直疲れました…。
でも、そういえば私は不妊治療するために生きてるのではないし、不妊治療はただの通り道に過ぎないよな、と思うようになりました。
そう思えてからは、自分が楽しく人生を充実するために、時間を使おうと考えられるようになりました。
最近は、やっぱり、この経験は無駄ではないし、むしろ不妊治療してよかった、とすら思ってます。楽観的すぎるかな?笑
なので大丈夫、また前を向けます!