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プロジェクト「製粉所を作ろう」について
目的
自家栽培した小麦を小麦粉にするために、身近に製粉所を整備する
「百種ファーミング」は「身の回りのもので」パンを焼く、ということをしています。具体的には、次の通りです。
近所の山の赤土を使って作った土窯で焼く(大きなカンパーニュが30個くらい焼けるサイズ)
田畑に影をする周囲の雑木などを伐って薪にしてそれらを焚いた熱を使う(灰は田畑の肥料や染め物に使ったりする)
畑で採れた葡萄(その皮に自然の酵母菌がついている)から起こした酵母種を作って生地を発酵させる
水は湧き水
できるだけ自分たちで栽培した小麦でパンを焼く
このように、結構「身の回りのもので」パンを焼くということができていると思うのですが、大きく欠けているプロセスがあります。
それは、小麦を製粉するということです。
「身の回りのもので」必要なだけ小麦を製粉し小麦粉を作るためには、身近に製粉所を整備しなければなりません。
場所
整備する場所は、百種ファーミングのパン工房です。建物は小さな古民家です。元々台所とお風呂だったスペースを改修してパン工房にしています。その隣に物置として使ってきたスペース(座敷と縁側)がありますので、そこを改修して製粉所として使います。
内容
・小麦の乾燥調整設備
小麦用の穀物乾燥機を設置します。小麦の収穫期は梅雨時期の6月上旬から中旬なので、早く確実に乾燥できるようになります。悪条件でも最低限の品質を保つのに重要な設備です。
穀物乾燥機はすでに中古品を購入しています。三相200Vの電源が必要なので電源工事と契約などが必要です。
![](https://assets.st-note.com/img/1693232257983-2kBLGagn7J.jpg?width=1200)
・小麦の保管設備
乾燥調整した小麦や製粉した小麦粉を品質を保持して保管しておくために、穀物保冷庫を設置します。保冷庫がなければ、小麦や小麦粉に虫が湧いたり、カビたりしてしまいます。
穀物保冷庫はすでに中古品を購入していて、現在は他所の倉庫スペースで稼働しています。それを移設して設置する必要があります。必要な電源は100Vです。契約アンペア数を増やす必要があります。
![](https://assets.st-note.com/img/1693232348067-4fhtyeXxZT.jpg?width=1200)
・小麦の製粉設備
小麦を小麦粉にするために製粉機を設置します。試験用の小さな製粉機や篩機はありますが、それらでは本材料として必要な量を製粉するのに労力と時間がかかりすぎてしまいます。
業務用の製粉機を購入して、設置する必要があります。三相200Vの電源工事が必要です。
導入する製粉機は ↓こんなタイプがいいな
方針
・できるだけ無理のない事業を計画して、通常の業務にあまり大きな負担をかけず、ゆっくり着実に進めます。
・費用を抑えるために、設置に必要最低限の建屋改修とします。また、できるだけDIYで工事を進めていきます。
・集まった資金の額に応じて、できるだけの範囲で整備を進めていきます。
・「身の回りのもので」という事業の方針の先に何が作り出せるのか、私たちの過去、現実、未来と向き合い、改めてじっくり考えることを大切にします。
費用
・建屋改修工事費 30万円
・電気工事費 15万円
・製粉機 170万円
合計 215万円
資金調達
・自己資金 ・・・0円
・販売型のクラウドファンディングを実施する・・・目標200万円
・クラファンの状況、結果に応じて各種補助金や借り入れも検討します。
以上です。
不明な点がありましたら、ぜひご質問ください。
必要に応じて適宜追記、修正していきます。
百種ファーミング
仁城恵(ちり子)
仁城亮彦(ガス夫)
↑「お礼のお手紙」は返礼品のないご援助の形として準備させていただきました。1,000円〜100,000円まで金額をお選びいただけます(個数も変えられます)。