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『メアリと魔女の花』を観て感じたアニメーションの素晴らしさとワクワクする気持

クリスマスイブの夜ではありますが、我が家はアニメ観て、子供達と家で遊んで、またアニメを観て終わった1日でした。(笑)

本日はNetflixで、スタジオ・ポノックの作品『メアリと魔女の花』を鑑賞しました。
地上波でも先日放送していたみたいですね。ポノックの公式サイトによれば同作は「2017年夏に日本で劇場公開された後、世界155ヶ国の国と地域で公開・上映。」とのことで、文字通り世界各国で観られたんですね。

本作に対する感想としては「ジブリ映画のような美しいアニメーションと優しいストーリーがあわさった、ワクワクの魔女映画」という感じ。私はほぼ全ジブリ作品を鑑賞し、お気にいりの作品に関してはセリフの細部まで再現できる自信があるのですが、本作も本当に細部まで丁寧に描かれ、登場人物がいきいきと描かれた、素晴らしい映像作品でした。

特に私がいいなと感じたのは、小さなポイントですが、登場人物?ほうき君の扱われ方です。
主人公のメアリが魔法のほうきにのって、空を勢いよく飛び回り、急加速・急発進するのですが、アクシデントで、ほうきが取れてしまいます。

メアリはショックを受けつつも、ほうき君の協力に感謝し、これ以上破損が広がらないように、両手で丁寧に運んで走り出すのですが、その懸命で前向きな姿を、とても愛おしく感じました。

その他、魔法大学に出てくるちょっとしたキャラクター、お手伝いのロボットや、少し不気味な生き物の彫刻、動物達一匹一匹の動きや様子がとてもリアルで、美しさを感じました。

ポノックのサイトに「一本の映画を通して、笑い、涙し、響き合い、隣にいる家族を、友だちを、愛する誰かを、いっとき抱きしめたくなるような作品を作る」とのメッセージが記載されているのですが、本作の中でも、そのポリシーが作品全体に息づいてるのを強く心に感じ、感動しました。今もちょっと泣きそうなくらい。(笑)

また、以前とあるWEBの記事で、新作『屋根裏のラジャー』に関するインタビューを読んだのですが、監督のコメントで一時期は同社が倒産寸前で危うかったと書いてありました。それを読んだ時点ではそれほど衝撃はありませんでしたが、今あらためて『メアリ…』を鑑賞し、現在もポノックが存続していることち、アニメファンの1人として、安堵と喜びを感じています。

私が果たして『屋根裏のラジャー』を鑑賞できるチャンスがあるか、今は何とも言えませんが、期待感はすごく高まっています。この年末年始に劇場にいきたいな、とワクワクしているところです。

最近の私といえば日時の雑事に追われ、ワクワクという感覚から縁遠く、ぼんやり毎日を生きていましたが、本当に久々にワクワク、を感じました。今もそれが心の中で自由に踊っているようで、実に幸せな気持ちですね。

私が日常の中で素晴らしいアニメを見られる環境、それを提供してくれるメディアやサービス関係各所、そしてポノックの努力と才能に今深く感謝しています。

本日もお立ち寄り頂き、ありがとうございました。本日もお疲れ様でした。


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