海外留学に必要な英語力① - TOEIC500点からのスタート
新入社員の時のTOEICの点数は500点台だった。
高校生の時、オゾンホール拡大のニュースを見て、将来は環境保護に関わることをしたいと思った。そして環境保護には国境はなく、グローバルに活躍できる能力を持たないといけないと思った。だから大学時代に、警備員のアルバイトで貯めたお金で初めて海外に行った。オレゴン州ポートランドでのホームステイだ。ただ、短期の滞在で英語ができるようになるわけもなく、コミュニケーションがとれずに打ちひしがれて帰ってきたことを鮮明に覚えている。
幸いグローバル企業に就職した僕は、海外勤務を夢見て、毎朝日本橋の喫茶店でTOEICを勉強した。会社における海外派遣の目安がTOEIC730点だったからだ。
その後、最低限の目安をクリアしたからか、営業マンとして飛ぶ鳥を落とす勢いで稼ぎまくったおかげなのか、僕はロンドン行きの辞令を受けることになる。
TOEICで780点(当時)をとっても、英語が話せるということではない。イギリスでの仕事は本当に辛かった。直属上司はインド系イギリス人の課長と、アメリカ人の副社長。ああ、ようやくちゃんと議論できるようになったな、と思ったのは3年後だった。
英語コンプレックスはまだまだ続く。この続きはまた今度。
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