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自分語りはウザいですよ(2024年12月25日)

ルパさんに怒られるプロフィール代わりの自分語りネタ、今年も終わりが近いこのタイミングでクリスマスに敢えて投下です。読んでいただいているみなさん、いつもありがとうございます。


noteを始めた2024年

今年の元旦にアカウント開設していろいろと書き始めたnoteですが、ほぼ1年間を経過して、

  • つい先日、100本目の記事を投稿(そして、これが101本目)

  • PVの累計が約3万に

という状況になりました。数えたら、アニメ関係の投稿が82本、それ以外が18本という内訳でした。

今年は何といってもアニメ『ガールズバンドクライ』との出会いが個人的には重大な出来事で、この作品に触発されて以降、noteの内容はアニメの感想だか考察だか2次創作だかが入り混じった投稿一色になりました。

私は子供の頃からアニメ好きだったのですが、いい歳になった最近は物語の創作論に関心があり、この「アニメ」×「物語創作」の視点で様々な感想やら考察やらが湧き出てくる状態で、結果的にnoteでは2本/週のペースで投稿を続けてきたことになります。

ひとことメッセージではなく、それなりのボリュームの文章を書き、さらに個人的にはそこそこ興味深い視点で内容を構成した投稿ができていると思っているのですが、読んでくれている皆さんの感想はいかがでしょうか。

アニメ好きには良い時代

これはアニメに限った話ではないですが、今は動画配信で実に様々な作品を視聴できるので、本当に便利でよい時代になったものだと思います。
もう1度見たい作品、見逃してしまった作品を手軽に視聴できるのは素晴らしいですね。

私にとっては「子供の頃に見逃した作品をやっと見ることができた!」というのが大きく2つありました。

1つ目はサンライズの『重戦機エルガイム』で、以前も紹介したように私が人生で最も視聴時間を費やした作品ですが、全54話の内で、何と第29話だけが何かの手違いで録画できておらず、ずーーーーーと長い間未視聴だったのです。

この第29話では、主人公と行動を共にする主要メンバーの1人・レッシィが仲間と袂を分かって別行動をとる契機のエピソードが描かれているのですが、そこを見逃してしまったわけです。
これまた前にも書いたように、私はアムとレッシィではレッシィ派だったこともあり、急に彼女が登場しなくなって、
「何でだ? 何でレッシィはいないんだ!? 何があったんだ!?」
と、ずーーーーーと気になっていました。

それを大人になって、何と約30年ぶりに配信サイトでエルガイムの第29話を視聴して、その真相を確認することができたわけです。
いやー、こういう展開だったのか、なるほどなぁ。ほんと、感慨深いですよ。

レッシィとアム、ケンカ中
『重戦機エルガイム』第29話より

もう1つが同じくサンライズの『装甲騎兵ボトムズ』で、こちらは何と!最終回を見逃してしまったのです!! ボトムズは全話を視聴していたわけではないのですが、物語の終盤はそこそこ関心が高く、第51話まで見てきたにも関わらず、最終回の第52話を見逃したのです。

ぐっ、くぅーーー、キリコとフィアナは一体あの後どうなったんだろう?
これまた、ずーーーーーーと気になっていました。
もちろん、パッケージが販売されているのでそちらで確認することは物理的には可能ですが、私はそういうお金の使い方はしない派なので、気になりつつもいつの間にか大人になり、こちらも約30年ぶりに配信サイトでやっと視聴できたのです。
あぁ~、そうだったのか。なるほどねぇ。これが『赫奕たる異端』につながるのかぁ。いやぁ、感慨深い。

キリコとフィアナ(『装甲騎兵ボトムズ』より)

そんなこんなで、懐かしのアニメを見られる環境はいいですよね、本当に。

アニメこそが本物だ

別の投稿でも書いたように、私は実写の映画やドラマはほぼ見ません。特に邦画や日本のドラマはそうです。洋画(主にハリウッド)は少しは見るのですが、それでも作品によっては(当たり前ですが)作り物感が強くて集中して見られないことが最近は増えてきました。

物語の創作論に関する書籍を読む中で、名作とよばれている作品が色々登場するので、知らない作品は見てみようとなるのですが、先日こんなことがありました。

デニーロが出演する『グッドフェローズ』を見てしばらく後、今度は『レイジング・ブル』を見たのですが、デニーロ演じる主人公の傍に『グッドフェローズ』に出てた同じ役者(ジョー・ペシ)がいたのです!

「え? お前何でここにいるの? お前、偽物だろ!?」

とつい感じてしまう私の心情をご理解いただけるでしょうか?

主役を務める有名俳優があちこちの作品に登場するのはまだ仕方ないと思いますが、兄弟のような近しい関係で同じ俳優コンビが登場するとどうしても「え? 何で?」と違和感を覚え、「あぁ、これは作り物だった」と物語に入り込めなくなってしまうのです。

これは私の持論ですが、役者が演じる映画やドラマは作り物の偽物で、キャラクターがその世界で生きているアニメは本物。実写とアニメは作品の根幹部分で決定的な違いがあると感じます。
だからこそ、私はアニメが好きで、登場人物たちの物語に没入し、彼らと共にときに笑い、ときに涙し、彼らの人生をまるで自分のことのように味わうことができるのだと思います。

まぁ、いつもの通り「異論は認める」なのですが、これからも良い作品に出会いたいと思い、来シーズンの放映予定を見て、思いを巡らせています。

いよいよ新年が近いですね。来年も、みなさんに良きアニメ作品との出会いがありますように。

※追記:遅ればせながら、今年のPVはこんな感じでした。