
怒るのではなくアドバイス
皆さんこんにちは!
社会人一年目で
知的障害のない大人の発達障害(ASD)
が発覚した猿田ももかです。
私は今、療育施設に作業療法士として勤務をしています。
それも発達障害の療育施設です。
総合病院時代はたくさんつまづきました。
「なんでこんな事も出来ないんだ!」
「同期との差が離れるよ?」
って。
傷つく言葉を沢山言われながらも無理して耐えたけど限界になって退職しました。
療育の職場に入職した頃、
「ここではやっていけるかな?」
と思っていたのを今でも覚えています。
でもね、療育の職場になってから
あんなに怒られていたのが嘘みたいに怒られず、
褒められるようになりました!
療育の職場は怒るというよりもアドバイス。
怒られないことで自然と自信を取り戻しながら改善をしていきました。
今では、
「成長記録撮りたいくらい成長したよね!」
「向上心の塊だよね!」
「自分からだいぶ話せるようになったよね!」
「電話対応も自然に出来るようになったね!」
って言われています!
電話すら取れなかった総合病院時代がもはや懐かしいです。
総合病院時代は電話が先輩に取られたり、怖くてどうしても自分が取らなきゃいけない電話以外は出れませんでした。
そして、
「電話なんで取らないの?」
と怒られていました。
それが続いて怖さがどんどん増して萎縮して、
電話を取れないまま退職しました。
療育の職場の最初の頃も電話を取れませんでした。
でもその事に気づいていた管理者さんに面談でこんな事を言われました。
「電話が怖いんだよね?どう対応すればいい?とか…」
「最初は対応の仕方わけ分からなくなっちゃったら、先輩とか代わってもらうでもいいし、代われる人いなかったら電話番号と名前だけ聞いてくれれば大丈夫だよ!かけ直すから。」
「自分のペースで大丈夫!ゆっくり慣れていこう!」
この言葉で頑張って電話出てみようと思えるようになりました!
今では普通に電話に出れるようになりました!
怒るのではなくアドバイスをされ続ける事がどれだけ大事なのかを知れました。
療育の職場で大前提なのは
「否定語を使わないで出来たら褒めること」
です。
発達障害の子達はある意味繊細で、
否定語を使われたら自己肯定感が下がって、
今まで出来ていたことも出来なくなったりするから。
総合病院時代の私はまさに否定語を使われて、
自己肯定感が下がって出来るはずの事が
出来ない状態になっていたと思います。
そして、療育の職場はどの職員さんも
怒るのではなくアドバイスをするのかというと、
怒ることで起きてしまうこの弊害に気づいているからだと思います。
改めて自分に合うのは療育の職場だなと心から思います!