14回 躍動する現代作家展国立新美術館「JK in the street.（普通の女子高生）」新人賞 New face award受賞
🎖️新人賞 New face award🎖️をいただきました！
一般社団法人 空間芸術 TORAM
「第14回躍動する現代作家展 」
国立新美術館（六本木）
展示期間：2024年11月28日(木)-12月8日(日)
作品：「JK in the street.（普通の女子高生）」 INAGAKI MOMO
制作：2022年12月
Caption ： 「知ってる？一年の長さって、十代と五十代じゃ全然違うって件。知ってる？ワタシのiPhoneのフェイスIDが寝起きでは反応しない件。万年ダイエットの必要性がありながら一生食べ続けていられるくらいいつもお腹空いてる件。胸が締め付けられるような恋がしたいのにマスク詐欺だらけで恐怖な件。部活命、そのために学校へ行っているわりにマネ仕事難しくて自分ポンコツな件。あと受験勉強やらなくちゃいけないことはわかっているけどインスタばっか見ちゃう件。全然知らないでしょ？ワタシは「インスタ」「食」「窓」「部活」「受験」の5つからできている。この5つで成される五芒星がワタシだ。ただの普通のその辺にいるJK。五芒星ってね、どの角も欠けちゃだめなんだよね。だからワタシはこの五芒星を守るために毎日必死に見えない敵と戦っている。だって明日がどうなるかなんて偉い人にだってわからなかったじゃん。という、ただのありのままの女子高生の「いま」を、小さな悲鳴とも言えるつぶやきメッセージ（英語ナレ）と共に記録した映像作品。」
これを制作したときは、16歳から17歳の時でした。もう２年も前なんですね。記録しておいてよかった。当時の感覚と今の感覚は全く別ものになっています。どちらがいいとか悪いとかでなく、違う。同じ人間なんだけど、違う人間。