純度100%で楽しみなことをカレンダーでピンク予約してみる
高校生の時から「予定は手帳派」だった私は3〜4年前からGoogleカレンダーを使ってる。
デジタルに移行した理由は、とにかく予定が多岐にわたって自分の脳のキャパシティを超えてきたから。
ある程度時間の余裕がある状態であれば手帳でも問題ないけれど、その時の私は週5フルタイムで教育分野の仕事をしつつ、平日夜や土日でフリーランスの仕事・習い事で予定を埋めまくっていたため、全く追いついておらず約束を書き間違えたり、書き忘れたり、書いても読めないくらい情報密度が高くて予定表として機能していない状態に陥っていた。
Googleカレンダーにしてからは、手帳のように「予定を覚えておく・手帳をひらいて・書く」という動作のラグがないので、確実に予定を遂行できた。(今考えると、その状態になってしまうのは行き過ぎだったかも。手帳くらいゆっくり広げて書く時間は必要。)
そして地味にGoogleカレンダーにしてよかったことは、予定によって色を変えられるところ。
無意識に私は、教育の仕事は薄紫・フリーランスの仕事は赤・習い事はぶどう色・プライベートの事務作業は黄・純度100%で楽しみなことはピンク表示に設定していた。
8月になってから予定をカレンダーに入れる時に感じるのは
「ピンクよく使うな〜」ということ。
そう感じたので、少し俯瞰して月毎のカレンダーを振り返ってみたら
8月のピンクの割合は8割!
7月は4割
6月は3割
2〜5月は2割
1月は1割…
昨年に至ってはどの月も平均0.5〜1割くらいしかない…。
怖い…こんなに「やるべきこと」「やらなければならないと感じてやっていること」で占められていたとは…。もちろん仕事の中でもやりたいと思ってやっていることはあるけれど、とにかくやることが多くて(+やめることができなくて)配分できるエネルギーが枯渇していたんだと思う。そもそも去年の予定をみると、カレンダーの1日の欄の中で表示されているところに入り切っていなかった。
比べて8月はピンクの割合が増えるとともに、白い余白が見えるのは手放せ
るものが増えているということかもしれない。
ということで、ピンクの予定を入れる時はとても良い気持ちになるのでおすすめしたい。次の月の予定を見て、ピンクの予定を妄想してワクワクを先取りするのもおすすめ。あと、決まっていないことでも「ここに行きたい」「こんなことしたい」を勝手に決まったことにして予約しておくのもおすすめしたい。(東京に行きたくて、決まってもいないのに7月の中旬あたりに「東京に行く」とカレンダーに入れていたら、本当にその時期あたりに東京の仕事依頼をいただいた…!)
妊娠期というライフステージに来て「やるべきことで溢れた世界の強制終了」と「家で過ごす時間が増えることによる他人の目からの脱却」が起こってる。今までの自分の生活を見直す時間ですよ、と言われているような気がしてる。
みんなはどんなふうにカレンダー・予定を立てているんだろう?
カレンダーをみると意識・無意識的に考えていることが浮かびあがってきたり、その人自身の暮らしの工夫が垣間見えそうな気がする。
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