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こんにちは!
久しぶりの投稿となりました。その間、長男君は元気に小学校とオルタナティブスクールに通っていました✨
親である自分の考え方にも変化があり、前よりも肩の力を抜いて子育てに向き合えています😊
 

さて、我が家の長男のように、学校とフリースクールやオルタナティブスクール、自宅学習を組み合わせているスタイルをハイブリッド登校というそうですね。

それぞれの良いところを組み合わせていくという感じなのでしょうか。うちの長男は夏休み明けに不登校になりかけて、すぐにオルタナティブスクールに週1日通い始めました。その頃には、毎日、学校が嫌だ嫌だと涙を流したりする日もあり、私はそれはそれは悩みました。それでも一貫して、無理に学校に行かせることはせず、どうしてもおやすみしたいときにはすんなりおやすみさせて、YOUTUBE撮影をしたり、カードゲームをしたりして過ごしていました😊

この頃よく考えていたのは、今の小学校至上主義の考えでは、全ての負担が子供に行くことになっているということ。

親としては子供が学校に行ってくれれば全て解決する。仕事もあるし、世間体もあるし、不登校になるなんて、親の育て方が悪かったのかと自信もなくなる。
実際に私も同じような思考になっていたし、学校に行ってくれた日には、悩みが解消されたような晴れやかな気持ちになった。

学校側、特に担任の先生としては、学校にきてクラスメイトと足並み揃えて学習を進めることで、クラス全体をまとめなければならないし、列を乱すようなことをしてしまうと、統率が取れなくなってしまうこともある。ほとんど一人で30名から40名の生徒を見ているので一人一人に割ける時間は限られている。とにかく、学校に来てくれれば、大体の子供は普段通り過ごすので、来させることを第一に考えてしまう。(長男の担任の先生の場合はこうでした)
学校では普通に過ごしていても、我慢しているだけだったり、表現できない場合も多いんじゃないかな。

周りの友人や、親などに相談したときにも、「早く行けるようになると良いね」とか「だんだん行けるようになるよ」という言葉ばかりで、ゴールは子供が学校に行くようになること。

どの立場から見ても、ゴールは子供が適応をして、もしくは我慢をして割り切って、学校に行くこと。大人から見てもこれだけのプレッシャーが存在しているのだから、感受性の高い子供はもちろん感じているはず。

子供だけが我慢をするのではなく、親は世間体が気になるところをグッと我慢して思い切って休ませてみる。仕事をセーブして家庭学習の時間を確保してみる。収入は減るけれど、支出を見直したりどうにかなる場合もあるよね。

学校の先生も、来させる一辺倒ではなく、来れたときにその子に集中してフォローしてあげる。休んでいることが原因で周囲から浮かないように、オルタナティブスクールや家庭学習について理解を深め、子供たちにも選択肢として正しい情報を伝える。

周囲の人間は、人間の数だけ選択肢があるということを考えて、家庭の決断を尊重してあげる。

ほんの少しずつ、人肌脱げる大人が増えるだけで、子供って変わると思う。
長男の場合は、不登校になりかけの時に対応や息子とオルタナティブスクールの見学に行ったり、適応指導教室に行ったり、家庭学習したりする中で、確実に私と息子の間で信頼関係が生まれたと感じている。自己満足かもしれないけど、学校に無理に行かせるようなことをせずに、気持ちに寄り添う姿勢が取れたことで、息子の情緒も安定したとこの短期間で本当に感じている。

もちろん全ての希望を叶えることはできないし、ある程度許容範囲を理解してもらうことが必要ということも、全て話すことによって理解してもらっているし、息子も冷静に交渉をしてくるようになった。

現在は1日のオルタナティブスクール通学と4日の学校通学。学校に行く日には授業は全て受けて帰ってくる。送迎は私。(通学班だと、朝どうしても時間に余裕がなく、焦ってしまうため)宿題は、木曜のオルタナティブスクールの通常時間の後に学習会という時間が1時間別料金追加であり、そこである程度まとめて仕上げるような方向になっている。(もちろん本人が乗り気でない時には学習会はお休み、やってないプリントは弟たちのお絵描き用紙として活用!)

あとは、文字の読み書きはできておいた方が本人の世界も広がりやすいと思うので、音読の宿題もできるだけやる。算数は得意なので宿題はやらなくて良い!

そんな自由な形でのハイブリット通学に落ち着きつつあります。以前から、息子より、「週に2日オルタナスクールに通いたい」という要望があったので、年末までお試しで週2日通わせることになりました。これも料金のことなどを全て伝え、2日通わせる理由も説明した上で決定しました。

小学校の担任の先生は、できればオルタナスクールをだんだん減らす方向でお願いしたい、週2日にするとだんだん学校から離れてしまうので、なるべく行かせないで欲しいという見解。だけど、それは家庭が決めて良いことなのではないかなと思うので、その場だけ適当に話を合わせて(先生ごめんなさい🙏)家庭で決めてしまおうと思っています。


小学校も良いことはたくさんあると思う。私や主人が小学校からの友人との関係が今でも続いていて、良い思い出もたくさんあるし、お友達と遊ぶ時間も大切だと思っている。読み書きについても小学校低学年に教えてもらえることは素直に有難いと思うし、校長先生が昼休みに将棋の相手をしてくれたり、歩み寄りも見られ本当に有難いと感じている。

ただ、不登校時が増え続けている今、来たがらない子供ま学校に来させたいと思うのであれば、それ相応の努力と変化をしなければいけないと思う。今のままでは、学校がとても嫌な存在になってしまう。
そして、学校外に魅力的な、そして学校では学べないことを教えてくれる、経験させてくれるところがあるのであれば、有料であっても、高額であってもそちらに行かせたいと思う家庭が増えていると思う。

学校は一切変わらない、ただただ子供に適応を求め続ける今のシステムは異様だし、子供はどんどん変化しているのに、それに気づかないといけないと思う。

小学校に通うことが全てではなく、地域の小学校、オルタナスクール、フリースクール、家庭学習、そろばん塾、スイミングスクール、森、など、子供の興味に合わせてハイブリッドに組み合わせて通学できるような形になったらもっともっと子供の個性を生かす形になって楽しいんじゃないかな〜それぞれのスクールの間にシャトルバスを走らせてシニアスタッフを雇用!

一つの教室に閉じ込めることは無くなるし、好きなことを選択できるのだから、いじめ問題もなくなるよね✨なんて妄想をしながら、今週も頑張るぞ〜💓

コメント欄に、妄想、構想、ご感想などなんでもお寄せください!
不登校でお悩みのおやごさんの気持ちが少しでも軽くなりますように❤︎



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