愛と太陽 日常の中の訳わからんものはいつも
それはいつもそこにあるのかも。
ただ皆が素通りするだけで。
最初は気にしても次第にあたりまえというか気にも止めないようになれどもそれでも。
すこし離れるが遠いわけではない場所には有名な“太陽”がある。
こちらには有名だからか皆が押し寄せる。
でもすこし離れたところにあるものを知る人はそう多くはないようでいつも誰もいない。ほぼ一対一で向き合うことになる。
訳わかんなくてこわくてキモくもあり得体が知れなくもあり、
でもでもとにかくすごく伝わるものというかすごいことやものであり、訳がわからん。
そんな物や事はたぶんいつも誰にとってもあるのかもしれない。
昨日太郎岡本の変なアートをひさびさに見てふと。
毎月アレルギー対策で通う病院横のビルにあるので
たまに見てぼーっとする。
タイトルは、「みつめあう愛」。
まわりに岡本太郎好きは少なくなく、
“太陽”の中に一緒にわざわざ行ったりしたことも数回。
でもわたしはそこまで熱心ではないというか
「訳わからん」「怖っ!」とか思ったり言うてもうたりした。
太陽もこれもほんま訳がわからん。
わからんがわからんからわからんのがいいのかもしれない。
だからあたりまえにあるのかもしれない。
*
昨日のつぶやきに加えて。
*
現代アートは訳わからん。
「訳わからんと言うて(思って)いい」と改めて思ったのは、昨年見れたリヒターについて、粋人と話していてからかも。
だからこそリヒターの言葉、
「見ることも記述することもできないが、
存在していると結論づけられる現実を視覚化する」
は凄えなあと痺れる。
◆◆
【略歴や自己紹介など】
構成作家/ライター/エッセイスト、
Momoこと中村桃子(桃花舞台)と申します。
旅芝居(大衆演劇)や、
今はストリップ🦋♥とストリップ劇場に魅了される物書きです。
普段はラジオ番組構成や資料やCM書き、
各種文章やキャッチコピーなど、やっています。
劇場が好き。人間に興味が尽きません。
舞台鑑賞(歌舞伎、ミュージカル、新感線、小劇場、演芸、プロレス)と、
学生時代の劇団活動(作・演出/制作/役者)、
本を読むことと書くことで生きてきました。
某劇団の音楽監督、
亡き関西の喜劇作家、
大阪を愛するエッセイストに師事し、
大阪の制作会社兼広告代理店勤務を経て、フリー。
lifeworkたる原稿企画(書籍化)2本を進め中。
その顔見世と筋トレを兼ねての1日1色々note「桃花舞台」を更新中。
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