空を眺めて宇宙の一部となってみた
みなさんは日ごろ、どのように気分転換をされていますか?
仕事に没頭し、一心不乱に本を読んだときなど、頭がパンパンになり集中力が途切れ、どうしようもなくなることがありますよね。
まだまだやる気はあるのに、頭が動かなくなる。昼寝ができればリセットできて一番いいのですが、頭が熱を持っている状態なので寝つけない。
なにかベストな方法はないものかと試行錯誤していたときに、気づいた妙案です。
それは、ベランダに椅子を用意して座り、ボーっと「空」を眺める。ただそれだけなんです。
いつの間にか訪れた秋に、肌をなでるように吹き抜けていく風を感じ、わずかに動く雲の行方を追う。ときたま、視界を横切る鳥、ふわふわと、どこからともなく現れる蝶々。秋の虫の声。通りを走る車の音。それらを、すべての知覚を使って感じてください。
まるで宇宙と一体になったかのように身をゆだねるのがコツ。
スピリチュアルの話ではございませんので、ご安心ください。
自分はあくまでも、自然の一部なんだという気もちで空を見上げていてください。時間のことは忘れてしまいましょう。じっくりと味わう感じがおすすめ。
たぶん、ほんのひと時なんです。計ったわけではないですが、時間にして5分くらいなのかな。フル稼働していた脳みそが、回転数を落とし、スッキリとクリアになるのが感じられます。
長ければいいとか、短ければだめだとか、何の決まりもありません。
気が済んだら終わりでいいのです。
カンタンだと思いませんか。手軽にできることがおすすめの理由なんです。
例えば、ウォーキングだとリフレッシュはできますが、着替えなくてはならないし、時間もかかります。
それと、コーヒーに甘いものは魅力的ですが、たびたび食べていたら、消費カロリーが恐ろしいことになるでしょ。
そう思うと、お金もかからず、時間もかけずに気分転換ができるのは最高です。
ただ問題は、季節を選ぶということでしょうか。
暑すぎても寒すぎてもつらいので、穏やかな気候の、期間限定ということになってしまうのが難点です。今しかない。
わたしは、在宅ワークなのでこの方法が使えますが、もし、無理な場合は状況が許されるのでしたら、窓を開けて外の空気を感じ、空を眺める時間を作ってみてください。
頭がすっきりとしてクリアになり、新たな気持ちで仕事や勉強に取り組めるようになるでしょう。
私たちが、自然の一部であることは紛れもない事実ですから、自然の豊かさを余すことなく、使い切りましょう。