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もう書けません

もう、限界、行き詰ってしまって書ける気がしない。

文章は伝えたいことがあるから書くわけで、
書くことが目的となっては本末転倒なのです。

まさにそれ。

毎日投稿を初めて今日でちょうど100日になります。

あれやこれやと頭をひねってみたところで、考えていることや感じていること、観ているものが薄っぺらくって書けないのだなあと骨身に染みています。

それなのに、毎日、書こうとするのは無謀だったのかもしれない。


とはいえ、量をこなさなければ質にはつながらないってことも理屈では理解できたから、それを支えに何とかここまでつづけてきたわけですが、投稿を重ねるごとに迷路に追い込まれてしまいます。


それなら、毎日投稿にこだわる必要はないんだけれど、一日でも休んでしまうと気持ちが折れてしまいそうで止められません。経験あり。

「そんなん、しらんがな」、ですよね。

自分が書いたものが書物として書店の棚に並び、僕の名前が堂々と表紙に印刷され、不特定多数の人々の手に取って読まれるわけですから、それなりの緊張を持って書かなくてはなりません。とはいっても、「自分で楽しむために書く」という基本的な姿勢は、それほど大きくは変化しなかったように思います。自分が書いて楽しければ、それを同じように楽しんで読んでくれる読者だってきっとどこかにいるに違いない。その数はそれほど多くはないかもしれない。でもそれでいいじゃないか。その人たちとうまく深く気持ちが通じ合えたとしたら、それでとりあえずは十分だろう、と。

職業としての小説家[村上春樹]

「自分で楽しむために書く」という基本的な姿勢、って、涙がでそうになるくらいうれしい響き。
日本を代表する小説家、村上春樹さんの言葉を見つけた時に、ちょっとだけ救われました。せっかくやるなら楽しまないと意味がないよな、って。

毎日でも、毎日じゃなくても楽しいと思えるほうを選べばいいんじゃないと思えるようになりました。


そして忘れてはいけないのは、読んでくださる方がいるということ。
少しずつ改善しながら誠実に書いていこうと思います。

これからもよろしくお願いします。




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