フライディ・チャイナタウン
ふと思ったのですが、人間の目は大体全てのものにピントが合うじゃないですか。ある程度近かったり、遠かったり、視界に入っているものはそれがどんな「モノ」か理解できる程度には見えますよね。
ただ、この人間世界で美しいとされている写真とかは、背景のピントがわざと合わないようになってます。いい意味でボケてる。なんでなんだろうね。いつも見れない景色だから綺麗と感じるのか、はたまた自分の視界のスタンダードではないことに対する違和感が変化して綺麗と感じるのか。
寝れなくなりそうなので、答えは宇宙に放り投げておきます。
さて本題を。
我らが中国茶房8の北京ダックが大量に余ってしまい、行き場をなくしています。
https://twitter.com/chinesecafe8/status/1350044620189650945?s=21
そのツイートをしたところ、たくさんの方に拡散していただいています。この場で伝えさせてください、本当にありがとうございます。
まだ状況が大きく進展した、というわけではありませんがたくさんの人に応援して頂いているんだなという実感が何よりもの励みです。
いやいや、君はただのイメージガールでしょ?という声が「風吹けば名無し」さんから聞こえてきます。
まぁ、間違ってはないのですが…
ということでこの際これから「いや君はただのイメージガールでしょ」を言われた時にこのノートを見てもらえるようの
「中国茶房8と私の歴史」を簡単に話してみようと思います。
時は3年前。ある居酒屋でアルバイトをしていました。私が最初にいたお店は、終電クローズの至って普通のお店でした。でもその系列店では、深夜3時ごろまでお店を開けていました。
ある時、系列店から移動してきた子から、
「系列店時代はいつも始発までみんなで飲んでたんだ。」
と告げられました。私は生温い返事をしました。
「エイトっていうんだけどさぁ〜めっちゃ美味しくて。んで安くて。大量に来るから同い年付近みんなで行こう今度」
と誘ってくれたことから、私の中で「エイト=美味しいお店」というイメージがついていました。
そして系列店に移動となり、たくさんの始発まちをエイトでしました。
そういえば、あの時あの人が言ってくれた「俺は赤色の区別がわかんねーけど、お前は全部似合ってんじゃないの」ってどんな意味だったんだろうか。
話を戻します。
そんなわけでいわば深夜アルバイト終わりからのエイトの611番麻婆豆腐3辛(かなり辛いです)のコンボは、ドンキーコングの空中下Bくらいスカッとしてました。
一人でも行きました。周りはクラブ帰りの若者なのでそんなに浮かず、隣の宅の子に奢ってもらった時もあります。
ほんで去年5月くらい。
当時は地下アイドルをやっていて、自ら仕事を探すためにオーディションサイトをよく徘徊していました。
すると出てきた「中国茶房8イメージガールオーディション」の文字。
そして浮かんだ、「中国茶房8 六本木店の内装」
えー。まだいらしたことないよって方はここで一発ググって頂いて…
OKですか?
進みますね。
この内装のイメージのガールなんて、私しかいないんじゃ…!?と思いました。そして、今までたくさんお世話になったし、恩返しができればと思っていたら応募していました。
しかし、いかんせん中国語のスキル欄に何も書けない私。まぁダメ元でもいっか!と思って過ごす毎日が過ぎました。
なぜか1次通過の連絡をいただきました。2次審査は中国語講座があって、その最後に1分間スピーチを中国語でするというものでした。
いやいやいやいや。渡ったこともなければ話したこともない未知の言語。韓国語は曲で聞いてるにしろ、中国語なんていかがわしいサイトの広告でしか聞いたことないな…
でもなんとか食らい付いて、Google翻訳の読み方を真似しまくって、ほぼモノマネ動画を送りました。
結果、合格。ハッピー!!努力は報われるね!
そして最終審査では食レポがある、とのことでこの日から私は対策を始めていきます。
そう…アンミカさんのQVCや食レポを見まくることです。
ちょっとー!百道ちゃん!アンミカさんは韓国の方だよ!
存じています。大丈夫。
ずっと見まくりました。「モノ」に関わる全てのものにリスペクトを払いつつ、より魅力的に紹介する…。
そういうマインドで本番も臨みました。
最終審査では11人ほどが赤坂店に集まって審査していただく形でした。
自己PRやクイズ・食レポなどがありました。私の中の芸人魂が燃え、クイズではわざとボケたりして重かった空気を変えようとしたこともありました。
そして食レポでは、完全にアンミカさんを憑依させることに成功。
「んいやぁ〜このね お肉の厚みというかですね 他のお店じゃないでしょこんな厚み うん〜 噛みごたえしっかりで また皮のこの水飴ですか?パリッとしてちょっと甘い感じがですね またお肉の旨みをグッと引き立ててくれる そしてお野菜 これすっごくフレッシュです シャキシャキのネギときゅうり それを全部包み込むタレがもうベストマッチ。ナイスハーモニーです」
(CV:アンミカさんのモノマネをしている百道あん)
この食レポのおかげ(?)もあって、就任させていただくこととなったのです。
そして、12月の上旬に名古屋で撮影があったので、運営の方と一緒に名古屋に向かいました。
行った先の栄店で、お酒も少し入りながらいろんな話をしました。
私のスタンスとして、芸能界では生きていこうと思っていないです。やるとしても何か安定した職業を得てからその副業としてやりたいなと思っています。自分の外見や経験、内情を含めた上での考えです。
一方運営の方は、「百道さんの力になりたい」と言ってくださりました。
私は梅酒のお湯割りをぐいっとのんで、
「いや、私の幸せはエイトさんが何かいい方向に動いてくださることなんです。私、人に貢献したい生き物なんです。なんだってやらせてください」
と言いました。はっずかしいねぇ。
その後、「じゃあこんなことをしてみよう」とか「こういう予定があるかもしれない」という話をたくさんしました。
誰か頑張っている人の目を見て、その人の心の炎に少しでも油をさせたかなと思えた瞬間でした。
同時に自分も、もっとエイトさんのいろんなことに貢献したい。そのためにはまず綺麗にならなきゃだな、とか結構考えました。
そんな勢いで、これです。
しょうがないことだとは思っています。なんなら、これで大学生活の半分は消えました。
その一方で、大変な思いをしている人がいる以上、表立った動きはできないなと思ってもいます。
なんもできないなあ。私。私がいてよかったと、これじゃ思ってもらえないよなぁ。
ボーマンダの進化前くらい籠る性質を持ち合わせてる故、こんなことをぶつくさ呟いていました。
そして、北京ダックたちが余っているとのツイート。
あのね皆さん エイトの北京ダックって3000円そこそこで食べれちゃうんですよ。めっちゃ美味しくて超ボリュームあるのに。これには血の滲む努力があったこと間違いなしだな、とはずっと思っていました。
看板商品が、誰にも渡らないままになってしまうのは、本当に本当に、本当にもったいない。
だからと言ってみんなに来てとも言えない。
私ができることと言ったら拡散くらいしかないです。
そして、その意思を繋いでくださった沢山のフォロワーの皆様がいらっしゃいました。
「中国茶房8がピンチ!?助けなきゃ!」とか
「まだ行ったことないけど、これから行ってみたい!とか
もう一回言うよ、私は運営側の人間ではないし、余計なことに首突っ込まない方がいいのかもしれない、ただのイメージガールだけど!
こう言う言葉が、きっと今必死で生き残ろうとしている人達の背中を支えるんだと思います。
まだまだ、何かこんな中でも工夫ができないか、考えてます。
こんなに書いてたら私自身も北京ダック食べたくなってきちゃった。
エイトの皆さーん!店長さん!料理長さん!広報さん!皆々様!!!
来る日に、またお邪魔させてくださいね!
と言うことです。
もしよかったらRTお願いします。
うん、今日は自分のプロフィールの文章も書こうと思ったけどかなりの量書いちゃったからな。
また今度にします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
そしてこれからも、中国茶房8そして百道あんをよろしくお願い致します。
Sincerely yours,
サポートいただいたお金の使い道①野球観戦②メイク道具です!!もしいいなと思っていただければ!