#87 我が家を襲った西日本豪雨
晴れの国おかやまというくらい、豪雨には、無縁な場所に住んでいます
そんな我家を2018年に襲った西日本豪雨で、床下浸水した時の話
妻から聞いた話も交えながら書いてみます
夜中から相当降って、県内のあちこちで、警報や川の氾濫があり、いつもと違う様子だなとは思っていましたが、特に、家の周りでは、雨が降っている程度でなので、他人事のように感じていた
次の日の朝になり、雨は続いていたが、水はけがよかったせいか、家の周りは、浸水している様子もなかったので、いつものように会社にいった
妻は、まもなく十ヶ月になる長男と家にいた
会社にいく途中、大きな水溜りや浸水箇所があり、少し怖かったが、なんとか会社にいった
雨はそれでも降り注いでいたが我が家の心配は、全くしなかった
仕事の途中で、妻から連絡があって、家の周りが浸水し始めたらしい
写真を送ってもらったら、庭や家の前の駐車スペースに水がたまり始めていた
玄関まで二段の階段があるうちに一段目のところまで水かさが増してきた様子の写真が送られてきた
家の前の我が家の車はタイヤの中心部分まで水が押し寄せていた
移動させるべきか、なんとか浸水がとまるのを祈るか、妻と子供は、不安だったことだろう
近所の人が車を移動させられる場所を教えてくれて、ぎりぎり移動させたそうだ
子供もいて大変だったに違いない
そうこうしているうちに、玄関まで2段ある階段の2段目まで、きた
さすがに家の中まで、浸水するのか
まだ、家の床までは、もう一段ある
さすがに今から避難は、できないので、祈るばかりだったそうだ
昼くらいになり、ぎりぎり浸水がとまった
増えることは、止まったが、しばらく水が惹かなかった
夕方になり、車で会社から帰ろうと家の付近までは順調だったが、あと800メートルのところで、大きな水溜りで、車は入れなかった
近くのホームセンターに駐めて、歩いて帰った
初めて、膝下あたりまで溜まった水のある道路を歩いた
自分が、テレビで見ている光景を実際にやるなんて、思いもしなかった
豪雨の恐ろしさを感じた
帰って、長かった一日の話を妻から聞いた
なんだか、会社にいったことが、本当に悔やまれる
肝心な時に、いないなんて申し訳なく感じた
床下浸水で留まったことは、本当によかった
後日、ハウスメーカーさんが、消毒に来てくれて無事に現在も住んでいます
毎年、この時期になると、思い出します
自分たちがこんな経験をするとは全く思わなかった
自然が相手だけに、怖いものです
防災の大切さが身にしみて感じた一日でした