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#67 ソフトテニスのおかげで経験できたこと その2
今回は、素人の私が高校時代のソフトテニスの部活で、中国地区大会に出場することができた話です
中学は、たいして結果を残すことなく終わった部活で、ついに高校2年の夏、とんでもないことが起きた
私の高校は、スポーツがさほど盛んではない公立高校です
それでも、部活がとても楽しかった
なぜだろう
練習は、きつかったけれど、辞めたいとは思わなかったし、むしろもっと練習したいくらいでした
高校2年になり、私は、ソフトテニスのポジションでいうと、後衛です
簡単に言うと、コートの後ろでプレイをします
私が組んだコートの前でプレイする前衛と言われる方は、なんと先輩でした
しかも、私達の部活の中では、とても優秀な先輩でした
その先輩が以前組んでいた人は、諸事情で学校を辞めることになり、相方がいなくなったので、私と組むことになりました
先輩は、とてもうまく、私にはもったいないくらいです
申し訳なく思うくらいでしたが、一生懸命練習して、迷惑をかけないようにしよう
ただそれだけで、練習しました
私は、後衛なので、いわゆる守り担当です
したがって、とにかく、ミスしないように、ボールをつなげる
そこに徹していました
攻撃は、前衛である先輩に任せていました
この役割分担が功を奏したのか、二人のプレイがとても噛み合いだしました
無名高校がその夏、この二人の役割分担に徹した試合を続け、岡山県大会で、9位になり、中国地区大会に出場する快挙を成し遂げました
がむしゃらにやったその夏の試合の模様が走馬灯のように思い出されます
中国地区大会に出場は、私の高校では、あとにも先にもこの一回きりでした
それくらい、とんでもないことをやってしまいました
スポーツが苦手な私がなんと、その年の体育功労者として、表彰までされるといいう経験をしました
やはり、地道に続けてコツコツ練習することが大切なんだなと感じました
この経験があるから、何か挑戦することがあっても、諦めず、最後まで成し遂げる力がつきました
あの、汗いっぱいかきながら過ごした夏の部活は、いい青春でした