8.29 1時間だけ仕事に行く
6時半起床。この雨風の強い中、午前中だけ出勤する意味があるのかと思いながら出勤する。駅に着いて掲示板を見たら、11時が最終電車とのこと。行ったらすぐ帰らなきゃいけない....
職場に着いて30分ほど読書。森博嗣の『お金の減らし方』を読む。
この本が面白くて、仕事は特にやることもなかったので、1時間森博嗣のことを調べて、今日の勤務時間は終了した。たとえ1時間でも出勤するというサラリーマンの魂を見せてしまった。パワー!
せっかく出かけたし帰りにパンでも買って帰ろー!と意気揚々とコンコースに向かったら駅の店ほぼ閉まってた...ですよね〜
帰り道は結構風が強くて怖かった。瓦が飛んでこないか最新の注意をはかって帰宅。
夕飯の残りの青椒肉絲を温めて、ご飯にかけて食べた。
夫は13時ごろ帰宅したリモートワークをしていた。夫がいるとつい話しかけてしまうので、私はリモートワーク不向きです。
私はというと勉強もせずに、ミニマリストKさんの動画を一生見てた。見始めるとすべての動画を見ないと気が済まなくなるタイプ。
夫に「YouTubeしたいな〜どんなチャンネルがいいかな?」と聞いたら、「食いしん坊ミニマリストチャンネル」と言われた。食いしん坊とミニマリストの相性悪そう。
苫米地英人氏の本、読了。
どんだけお金好きやねんって感じですが、この人の本面白いんですよね。
中央銀行の仕組みとか、経済学の実態とか。嘘みたいな話だけど腑に落ちるところが多々ある。
でも金融の話って難しくてあまり理解できていない。無知のままは嫌だ。
お金持ちではなく、″rich″、つまり豊かにならなきゃいけないというのは肝に銘じたい。お金は貯め込むのではなく、価値のあるモノに代えていかなければ豊かにはなれないということ。
お金にまつわる面白い論点はたくさんあったけど、あとがきがとても印象的だった。
米ソ冷戦時代に、ロシアの収容所であった本当の出来事。収容所の囚人は冷戦以前に、資本主義国から共産主義を学びにきていた人たちであり、帰国のタイミングを逸した彼らは収容所送りにされてしまう。過酷な労働と飢えに苦しむ彼らは、空腹を癒すために、あることをする。
極限状態でも文化を欲する。そんな人達がいることに胸を打たれた。どんなに過酷な状況でも、知的水準、文化的水準が高い人は本で飢えを凌げるのだ。たとえ貧乏になったとしても、心は貧しくなりたくないと思った。
このことを知れただけでもこの本は読む価値があった。
今日はほぼ休みみたいな1日だったのに1ミリも勉強していない。勉強したくないと思えば思うほど、読書が捗ってしまう。皮肉だぜ。
明日は電車が動かなければ休みです。やっほーい。