ドーセット・アップルケーキ 続編(イギリスのお菓子)
りんごの季節です。
先日、久しぶりに作ったドーセット・アップルケーキ。
美味しかったので、レシピを少し改良して再び挑戦しました。
今回は、配合は古典的レシピ4:2:1:1のままながら、
りんごの切り方を工夫してみた。
使ったりんごは、英国原産の調理用りんご。酸味があり。
Fearn's Pippin(小1個)
Wormsley Pippin(中1個)
どちらも調理用。生食としても楽しめるが、酸味が強い。香りが良い。
焼き上がりで色々なりんごの食感が楽しめるように、
3分の一はスライスしてケーキ型の底に敷き、3分の一は小さな角切りにして生地に混ぜ込んだ。残りはスライスしてケーキの生地の上に並べてオーブンで焼く。(丸型は前回よりも厚手のしっかりした高さのあるものにしました。)
【結果】
これが、大正解!
一番下に敷いたりんごは溶けてほとんど形はなく、生地に混ぜ込んだものは程よくピュレ状。一番上のスライスは形がそのまま残っていてちょっとドライ・アップル風。
さらに、ベーキングパウダーも少しだけ増やしてケーキ生地が少しふんわり。このケーキは高く膨らむわけではなく、りんごがたっぷり。ソフト・ブラウン・シュガーと胡桃の組み合わせも良し。焼き上がりをすぐ食べるよりも、翌日食べるのが好き。冷蔵庫で冷やしてから食べるのも美味しい!
ドーセット・アップルケーキのレシピ
改良版レシピ
りんご 220g(りんごの果肉2個分の重量。200gより多くなった。)
プレーンフラワー 100g
ベーキングパウダー 大さじ1弱(小さじ2と二分の一)
バター 50g
砂糖(ソフトブラウンシュガー) 50g
牛乳 50㏄
卵(M)1個
胡桃 30g(好みで)
作り方は、前回と同じ。りんごの3分の一は5mmの角切り。残りは2~3mmにスライスする。
このレシピには、酸味が楽しめる調理用りんごの方がいいので、日本だとブラムリーで作るのが向いてるかもしれません。
現代のドーセット・アップル・ケーキは、もっとスポンジ生地が多くてりんごは角切りに刻んだものを混ぜ込んである場合が多い。私が作ったレシピでは、りんごが多くて、ケーキの生地は少なめ。ケーキの高さはあまりなく、しっとりしている。
とっても美味しいので、お気に入りのレシピのひとつになりました!
最後までお読みいただきありがとうございます。
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