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デボンの旅 前編【ティールーム編】 / 後編【有料配信:歴史のお話】

今回の旅は、デボン地方の街めぐり。
車で4時間以上かけてやってきました!
デボン南部にあるブリクサム(Brixham)に宿泊します。

観光地としてすごく有名というわけではない?
どこ?

と、思われる方も多いと思います。
私も数年前まで名前も知らなかった。

しかし、南デボンには素敵な街が点在してる。
その中の一つです。

まずは、今回宿泊したお宿から。
Booking.comで予約したアパートメントは、町から車で5分ぐらい離れた閑静な住宅街。坂の上に小道がありその両側に石造りの家が立ち並んでいます。

【宿泊先のアパートメント】

Booking.comで予約したアパートメント。後ろ側に駐車スペースあり。
ベッドルームの暖炉部分。
あちこちに絵画が飾られている。マットレスが最高に快適。
新しい内装だけどジョージアン風。素敵。

宿泊先のオーナーさんが建物の後ろ側に住んでいるので、聞きたいことがあればすぐにメッセージするか、ドアをノックできます。フレンドリーなご夫妻で、楽しく滞在できました。思いがけない人との出会いも、旅の醍醐味の一つ。人にはそれぞれにストーリーがあって、それを聞くのも面白い。

朝食用にいろいろ。冷蔵庫には牛乳とマーガリン、ジャム、ミネラルウォーター、オレンジジュースなどがガラスの容器に入っていました。

歴史が好きな旦那様が、宿泊施設はジョージアン風に改装。現在、ご自宅のお部屋もテーマ別に改装中。奥様はカリフォルニアからきたそうで、めちゃくちゃ明るくフレンドリー。太陽みたいな方でした。

ブリクサムでせっかくのご馳走を食べるなら、美味しいところがいい。というわけで、オーナーさんおすすめのレストランを教えてもらいました。

カニ釣りをしている人もちらほら。2018年

港には新鮮な魚介類を扱うフィッシュマーケットがあります。ホタテやオイスター、その他の魚がいろいろ。この地域に来たら海鮮料理を食べましょう!おすすめのレストランも紹介しますね。

では、町を探索してみましょう。

坂を下りていくと海が広がっています。

住宅地のある丘をしばらく降りていくと、ふもとに海が広がっています。砂浜はない漁港の町。

2018年に行った時の写真。

夏は観光地として賑わっていますが、さすがに1月は静か。地元の人しかない雰囲気ですが、それはそれでゆっくりと観光できるのでよかったです。

ここからは、デボンにきたら・・・食べたい、
スコーンが食べられるティールーム2軒と、シーフードレストランをご紹介します。

【おすすめのティーパーラー】

思いっきり可愛いに振り切っているお店正面。夜はカクテルバーになる。

今回のブリクサム滞在での大収穫は、素敵なティールームを見つけたこと!

ティーパーラーの『リバティー』です。お花の飾りが一面にあるカラフルな店構えは、とっても華やか。目を引きます。みてみて、入り口にはティーポットの形をした椅子がある。

夏の観光シーズンならテーブル席でお茶してもいい。

前回、お店の前を通ったときにも気になったけど、写真を撮っただけで時間がなくて入らなかった。今回は、散歩の途中で一息入れようと立ち寄りました。

店内の奥にあるスクリーンに動画がながれてます。こういうの、あたらしい!
お花がいっぱい。
紅茶はポットティーで選べる。後ろにあるのがクラブサンドイッチ&サラダ。

店内は、昼間はティーパーラーで、夜はカクテルバー(昼間でもバーカウンターは開いてます。)でお酒を飲む場所になることもあり?ちょっと暗め。落ち着いた感じ。時間のよって違うサービスを提供できるというのは、いいアイディアだと思いました。

オリジナルの紅茶(リーフティー)がメニューに並びます!

席数が少なく、静かなのも好感度大。カウンター越しに、オリジナルの紅茶が並ぶ。ショーケースのケーキが美しい!イギリスのケーキも。紅茶&スコーン&クロテッドクリームのセット『クリームティー』もあります。

店内からのFacebookライフ配信した様子はこちら。
Youtubeでご覧ください。

ランチメニューには、クラブ(蟹)サンドイッチかプロウン(えび)のサンドイッチ。海辺の町に来たら、作り立てのクラブサンドイッチを食べましょう。

お店のウェブ:リバティー ティーパーラー&カクテルバー

お店のある通りからある通りからの風景。2018年

【すぐ近くにあるティールーム】

こちらは、食堂風、地元の人が子供連れで気軽の立ち寄れる感じの店内です。
クリームとジャムが挟んであるスコーンもありましたよ。

小さな子供連れのママやお年寄りのカップルなどが多い。隣の席によちよち歩きの赤ちゃんが徘徊していて、私の方へよってくる・・・。私が好きなのかと思いきや、テーブルに置いてあったソーセージロールが欲しかったらしいです。

巨大なソーセージロールとチェダーチーズ&オニオンパスティー。

お店のウェブ:The bay coffee company

【デボン発!シーフード レストラン】

奥に見える建物の二階がレストラン

ブリクサムで一押しは、
【ロックフィッシュ】Rockfish

https://therockfish.co.uk/

港のある通りを奥の方まで歩いて行くと突き当りにある。大きな建物です。
ブリクサムの港に届く新鮮な魚介類を提供しています。1階は昼間はフィッシュマーケットと持ち帰り用のお店。2階には、レストランとバーがあります。ブリクサム(本店)のほかに、トーキーとダートマスに支店あり。

生鮮市場と工場の一部がレストランになっている感じ。

天井が高くて壁一面がガラス張り。海辺の夜景を一望しながら食事が楽しめる開放的なレストラン。若いスタッフが多くて、元気のある雰囲気です。

前菜のホタテとアンチョビソース&バケット。めちゃくちゃおいしい。
本日の獲れ立て魚をチョイスするとシェフお任せで料理してくれる。これはRedMulletという魚。

その日にとれた魚をお勧めの調理法で料理してくれるサービスもあり。ただ、ヒラメとか普段はあまり見ない珍しい魚(RedMullet,Gurnardなど)が多く、値段設定は高め。初めての場合は、オイスター、ホタテ、フィッシュ&チップスなど、馴染みのあるメニューを選んだ方が安心だし、お得感も高い。フィッシュ&チップスは、魚を3種類から選べる。手作りのチップスもおいしかったです。

ブリクサムの街中を昼間に散歩しているときに、この建物1階にあるフィッシュマーケットの新鮮な魚を見ていると、店番をしているたくましい(北欧から来たバイキングみたいな)素敵なお兄さんが話しかけてきました。なんと、お兄さんは数か月から漁師になって漁船に乗って海に出ているそうで、その過酷な仕事内容について教えてくれました。魚が大漁の時はお給料もとてもよく、割に合う仕事だそうですが、とにかく体力勝負なんだそう。

街中にあったブリクサムの漁師さんのお話
レストラン前の風景。港の向こうにある丘の上には住宅地が広がる。
静かな小道を散歩しながら駐車場までもどりました。

丘に並ぶ住宅地と入り組んだ石畳の小道。
港には漁船がちらほら。街中は比較的小さ目で、のんびりとした雰囲気です。

博物館もあるので、ブリクサムの歴史を知りたければ、そちらもおすすめ。

今回の滞在で、ブリクサムがより好きになりました。居心地の良い街です。

ライトアップされた街中も素敵です。

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歴史編 ブリクサムにゆかりのある人物】

ここからは、有料投稿です。

イングランドの歴史などを交えて街中を案内します!
英国の歴史や王室が好きな方はぜひ。

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