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パンケーキ【イギリスのお菓子】

イギリスには一年で二回大きなお祝いがあります。
一つ目は、クリスマス。
二つ目が、イースターです。

クリスマスは、イエス・キリストの誕生を祝う。
イースターは、イエス・キリストの復活祭です。

古くよりあるイースターのお菓子はいろいろ。

そのイースターの復活祭前にあるのが、
シュローブ・チューズデーまたの名をパンケーキデー
復活祭の前には、荒野を旅したイエス・キリストを偲んで、40日間の断食期間レントがあります。レントに入る前日シュローブ・チューズデーに、これから食べられない卵やバター、牛乳を使って作るお菓子がパンケーキです。

こんな感じにくるくる巻いて。

イギリス、もっと厳密にいえばイングランドのパンケーキは、薄いクレープのようなもの。プライパンで両面を軽くきつね色になるまで焼いてできあがり。

ライフ配信で実況生中継。

お皿にのせて、くるくると巻いてからナイフとフォークでいただきます。


【パンケーキレースのある村】

今では、村というより街にちかい。中心に広場があります。

ロンドンからしばらく北へ、バッキンガムシャーにあるオルニー村には、古くよりパンケーキレースなる行事があります。

1949年のパンケーキレース

この村では、450年ぐらい前からこのレースが開催されています。世界大戦中にいったん中止されますが、無事に復活して現在も村の広場から教会までエプロンをしてパンケーキを載せたフライパンを持った女性が競争します。

オルニー村にあるティールームでパンケーキを。

オルニー村は、ロンドンよりも北。電車ではちょっと行きにくい場所にあります。数年来(いや20年来)の念願かなって、2018年にやっと行けたオルニー村。
村の中には、いくつかティールームがありますが、その中のひとつでパンケーキを食べてきました。いろいろフィリングを選べます。ブラックチェリーとアイスクリームにしてみました。

お、おいしい。

ちょっとレトロ風な店内、雑貨、食器が最高にかわいかった。

パンケーキレースは、町の広場からこの教会まで

このあと、教会へも歩いて、探索しました。
思っていたよりも道路が広く、近代化されており、村というよりも町という雰囲気でした。話には聞いていた古い教会や広場、さらに現地でパンケーキが食べられて満足な滞在となりました。

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