全ての依存症をコンプリートした母親_6


現に、パチンコに使ってしまい手元にはお金がなく、祖父に言ったら怒られるし、叔父には「自分が使ったんだから自分でなんとかしろ」と言われてる母を見て、その時の私は、母が『かわいそう』で仕方ありませんでした。
なので、父に電話してお金を頼むことにしました。

母には、パチンコで使ったとは言わずに「誕生日プレゼントで欲しいものがあるから、来月分の養育費を先に欲しい」と言うように言われました。

そのまんま電話で伝えたところ、父は話を聞いて、???となっていましたがその日のうちに、振り込んでくれました。

後日聞いた話では、養育費は毎月60,000円だったそうです。

しかし、葬儀代、家賃を滞納していた為、この60,000円ではとても足りませんでした。

すると母は「必ず払うから」と言い残し、その60,000円を持って家を出ました。

母はその60,000円をパチンコで倍にしようとしたのです。倍になったとしても足りませんでしたけど。

パチンコ依存症の人がそういう考えになるのか、それとも母がそうなのかは分かりませんが、
母はよく、「これじゃ足りないから増やさないと」とよく言っていました。

しかし、この日以外でも1日で手持ちのお金が
倍になったことはなく、増えたとしても2,000円勝ちとかでした。

母は仕事に行かず、オープンからラストまでお金が1,000円でもある日は、パチンコ店に入り浸っていました。

結局その日は60,000円が1日で溶けて、1円も残さず帰ってきました。

そして母は「もう死ぬしかない」と言いました。

続く、、、、

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