3.資産運用を始めた理由
ももです。
ご覧いただきありがとうございます。
資産運用って「お金持ちがやること」、「難しそう」、「私には一生無縁」だと思っていました。
1.大学卒業後、重くのしかかる奨学金返済
私は高校生までロクに勉強をしない生徒でした。
勿論、国立大学に進学できる学力はなく、私立大学に進学しました。
そして、就職活動もうまくいかず、地元企業に拾っていただきました。
しかし、奨学金を4年間満額借りていたので、大学卒業と同時に「480万円+利子=約530万円」の奨学金返済が待っていました。
「返済期間は20年」、「返済金額は賞与併用なしの毎月22,333円」だったことは、今でも鮮烈に覚えています。
郵送された奨学金返済一覧を読んで、気が遠くなるような金額と返済期間に、勉強しなかった過去を悔やみました。
そんな自分を悔い改め、一念発起し猛勉強を行い、公務員に転職しました。
その話はこちら↓をご覧ください。
20代の私は遊びたい盛りでもあったので、「毎月22,333円」がなければもっと好きなものに使えるのに…!と毎月通帳を見てはモヤモヤとしていました。
奨学金返済について調べると、「繰り上げ償還を行えば、繰り上げた期間の利子はかからない」とのことだったので、一刻も早く完済するため、まとまった金額が貯まる度に繰り上げ償還を行っていました。
しかし、目の前の娯楽の誘惑には勝てず、繰り上げ償還のペースは落ち、一人暮らしを始めたこともあり、いつしか繰り上げ償還すらしなくなってしましました。
2.奨学金完済とコロナ禍で出会った「本」
その一方で両親は年を重ね、刻々と近づく定年退職。
苦労して大学を卒業させてもらったのに、奨学金返済でいつまでも心配をかけたくない、「両親が定年退職するまでに奨学金を完済し、両親を安心させたい!」と決意し、FPの資格を取得。本格的に家計の見直しを始めました。
繰り上げ返済を頑張った結果、返済期間10年で無事、奨学金を完済することができました。
両親が喜んでくれた顔は今でも忘れられません。
更に、コロナ禍でとある「本」に出会ったことで、ずっと興味があった「資産運用」にもチャレンジを始めました。
その「本」とは、
穂高 唯希さんの
本気でFIREをめざす人のための資産形成入門
30歳でセミリタイアした私の高配当・増配株投資法
です。
資産運用の用語が全く分からず、何度も読み返して、未だに読み返すこともある、私にとって大事な本です。
この本については、また改めて紹介したいと思います。
3.資産運用を始めて2年
穂高さんの本に出会い、資産運用の基礎を学び、本に書かれたことを忠実に再現し、資産運用を始めて2年が経ちました。
その結果、総資産1,000万円を達成することができました。
(資産運用を始めるまでに、2年分の生活防衛資金を貯金したので、実際には6年かかっています)
今でも信じられませんが、これからもコツコツと資産運用を頑張っていこうと思っています。
資産運用方法についても、改めてnoteに残していこうと思います。
まとめ
奨学金返済は私にとって、とても嫌な思い出でしたが、お金に対する価値観を改めて考えたり、奨学金完済を達成できた喜びを感じることができました。
また、奨学金返済で「収入>支出」、「賞与には手をつけない」という習慣が身に着いたことが資産運用にも大きく影響しています。
私は今でも自分のことを出来の悪い人間だと思っています。
社会に出たら、優秀な人ばかりに出会います。
私は頭が悪いなぁと凹むことが今でもたくさんあります。
だからこそ、私はコツコツ勉強して努力を続けるしか、優秀な人に追いつく方法はありません。
学生の時に頑張れなかった期間は埋めることはできませんが、その代わりに社会人になって頑張り続けたいと思っています。
そのために、「本を読むことが重要」であることは、穂高さんの本からも教えていただきました。
穂高さんに背中を押してもらい、世界を変えてもらったように、私も誰かの背中を押せるような人間になりたいと思っています。